学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
情報・博前
時間割コード
Registration Code
2530049
科目区分
Course Category
主専攻科目
科目名 【日本語】
Course Title
フィクションとテクノロジー
科目名 【英語】
Course Title
Fiction and Technology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
GSI136050J
担当教員 【日本語】
Instructor
久木田 水生 ○ 秋庭 史典
担当教員 【英語】
Instructor
KUKITA Minao ○ AKIBA Fuminori
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 水曜日 3時限
Spring1 Wed 3
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style

開講系(学部)・開講専攻(大学院)
Subject
社会情報学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義ではテクノロジーとフィクション、アートの関係について考察する。テクノロジーの発展は様々なフィクション作品にインスピレーションを与えてきたが、反対にフィクションがテクノロジーの発展に影響を与えてきたということも事実である。さらに作家はテクノロジーの発展について予見し、時にその負の影響について警鐘を鳴らすということもしてきた。このようなテクノロジーとフィクションとの間の相互作用を知ることは、フィクション作品を鑑賞する上で、あるいはテクノロジーと社会の関係を考える上で有用である。本講義ではテクノロジーとフィクションの関係について、美学の観点、および科学技術社会論・技術哲学の観点から、具体的な例を参照しながら考える。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this lecture, we will consider the relationship between technology, fiction, and art. While the development of technology has inspired various works of fiction, fiction has also influenced the development of technology. In addition, writers and artists have foreseen the development of technology and sometimes sounded a warning about its negative impacts. Knowing the interaction between technology and fiction is useful for appreciating fiction works or for thinking about the relationship between technology and society. In this lecture, we will consider the relationship between technology and fiction with reference to concrete examples from the perspective of aesthetics, science and technology studies, and philsophy of technology.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
テクノロジーとフィクションの関係について考え、美学あるいは科学技術社会論・技術哲学的な観点からテクノロジーについて考え、論じる能力を養う。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
科学技術と関連の深いフィクション作品を取り上げて、美学の観点あるいは科学技術社会論・技術哲学の観点から解説し、ディスカッションをする。

〔計画〕
1.イントロダクション(久木田)
2.アシモフ『私はロボット』と機械の道徳性(久木田)
3.チャペック『R. U. R.』と労働の未来(久木田)
4.シェリー『フランケンシュタイン』とポスト・ヒューマニズム(久木田)
5.ヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ』とソーシャル・ロボット
6.テクノロジーにフィクションが見た夢:構成主義・未来派ほか(秋庭)
7.「東洋的なもの」とテクノロジー:フルクサスほか(秋庭)
8.テクノロジーがフィクションを必要とするとき:「万博」芸術ほか(秋庭)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件なし。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポート100%。各教員の課したレポートのうち一つを選択して提出する。
教科書・参考書
Textbook/Reference book
授業の中で必要な文献を紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
あらかじめ読んでおくべき文献について授業中に指示する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面またはリアルタイムのオンライン配信の予定。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔会議システム(Zoomなど)で質問の機会を設ける。