授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 人間が社会で生きていく上で,さまざまな情報をどのように認知しているか,またその背後にあるメカニズムを知ることは,きわめて重要である。本講義では,認知過程,すなわち「わかる」しくみをあつかう認知心理学の基礎的知識の理解を目的とする。現在この分野では,人間の認知機能を,客観的にとらえる技術,またそのようなデータにもとづいた理論構築が急速に進んできているが,特に人間を情報処理過程としてとらえて発展してきた認知心理学の成り立ちを中心に考えながら,人間と社会に関わる情報を客観的に理解できる人材の育成を目指す。
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | It is essential for people to understand different information and know the underlying mechanisms in order to live in a society. In this lecture, students aim to learn basic knowledge of cognitive psychology from the cognitive process of "Understanding". Currently, in this field, technology that objectively grasps human cognitive function and theoretical frameworks based on such data are rapidly advancing. Specifically, it aims to train human resources who can objectively understand information related to humans and society by focusing on the origins of cognitive psychology.
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 「わかる」という心のはたらきおよびその背後にあるしくみを探求する認知心理学について,基本的考え方および代表的な研究手法を説明できる。
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 認知心理学および隣接分野で蓄積されてきた研究手法・知見を参考資料をもとに解説するとともに,現代の認知研究が何を解明しようとしているかを解説する。認知心理学の基礎の話を終えた後,主として人間の記憶のはたらきに関する研究を紹介し,今後の研究動向を探っていく。適宜,原典となる英語論文を引用し,説明する。授業で紹介する参考文献を読んでおく。
1. 認知心理学とは何か
2. 外界の認知:外界をどのようにして知るのか
3. 注意の機能とその役割:情報の選択と制御
4. 記憶とは何か:心を支えるデータベース
5. 記憶と意識
6. エピソード記憶・自伝的記憶:自分とは何か
7. 心のコントロール:自分の心は制御できるのか
8. まとめ
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 評価方法:講義中に与える課題(小レポート)の評価50%,最終レポート40%,合計100点満点で60点以上を合格とする。
評価基準:認知心理学の基礎的知見,最新の研究について説明できること。 | |
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教科書・参考書 Textbook/Reference book | | 教科書は指定しないが,NUCTで資料を配付する。参考文献を授業中に指示する。
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 参考資料や授業中のデモンストレーションに関するに課題を与える。
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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