学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理・博前
時間割コード
Registration Code
2620204
科目区分
Course Category
B類
Category B
科目名 【日本語】
Course Title
地球学特論
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Course of Geoscience
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
檜山 哲哉 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HIYAMA Tetsuya ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 3時限
Spring Tue 3
授業形態
Course style

学科・専攻
Department / Program
理学専攻(物理科学領域)
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
宇宙地球環境を一つのシステムとしてとらえ、人類の生存基盤である大気水圏環境を俯瞰し理解することが本講義の目的である。本講義は、受講生が自分の専門分野以外の事象や研究についても興味を抱き、自らが進める研究の位置づけと意義を考える場を提供するものである。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This lecture focuses on the Space-Sun-Earth environment as a seamless system. It helps students to understand dynamics of Space-Sun-Earth environment and several specific research fields in atmospheric-hydrospheric processes.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
宇宙地球環境と大気水圏環境に関わる最新の知見を学ぶことによって、人類がどのように気候変動に適応していくべきかを考えることができるようになる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Based on the state-of-the-art knowledge on the Space-Sun-Earth environment system as well as the atmospheric-hydrospheric processes, students can discuss on social adaptations to current climate change.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
宇宙地球環境に関わる諸分野を専門としている教員6名が担当し、オムニバス形式で進める。太陽-地球系と地球気候の形成要因を概観した後、惑星間空間における太陽から地球へのエネルギー流入過程、宇宙線生成核種を用いた過去の太陽活動の復元、人間活動による大気環境の変動について解説する。地球表層(海洋生態系と陸域生態系)における水循環と炭素循環の基礎を解説した後、地球温暖化に代表される気候変動に対する社会の適応に関わる研究事例を紹介する。また、樹木年輪を用いた古気候復元についての研究事例も紹介する。太陽-地球-生命圏相互作用系(SELIS)を学び、宇宙的視野に立つことによって、人類が今後どのように気候変動に適応していくべきかについて議論する。
履修条件
Course Prerequisites
この科目は日本語で提供される。したがって、受講生は日本語の読解能力があり、日本語で会話ができること。また、高等学校で学ぶ物理学と化学の基礎知識があること。
関連する科目
Related Courses
特に無し。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業中の受講態度(14点)、6回の小レポート(60点)、期末レポート(26点)の内容をもとに、総合的に行う。60点以上で合格とする。なお、受講態度の評価項目は、出席回数、講師が投げかける質問に対する応答内容の正確さ、講師への積極的な質問とその内容、である。
教科書・テキスト
Textbook
渡邊誠一郎・檜山哲哉・安成哲三 編(2008):『新しい地球学-太陽̶地球̶生命圏相互作用系の変動学-』.名古屋大学出版会,341pp.
参考書
Reference Book
必要に応じて、配付資料を準備する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各講師の1回目の講義終了時に、TACT上で小レポート課題を提示する。各講師の2回目の講義前までに、TACT上にレポートを提出すること。(小レポートは、6回提出することになる。)
注意事項
Notice for Students
本講義は日本語で行うが、英語の質問に対応可能である。学期途中で履修の取りやめを希望する場合は、代表教員の許可を必要とする。履修取り下げを認めた場合、成績評価は『W(欠席)』となる。それ以外はFとする。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions of Other department student's attendance
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面・遠隔(同時双方向・オンデマンドの併用)。対面での講義が行えない場合には、Zoomを使用する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
Zoomをレコーディングする。