学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農・博前
時間割コード
Registration Code
2924002
科目区分
Course Category
B類(応生)/C類(その他)
Category B(Applied Bio)/Category C(Other Department)
科目名 【日本語】
Course Title
ケミカルバイオロジー特論
科目名 【英語】
Course Title
Chemical Biology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
北 将樹 ○ 中島 史恵 恒松 雄太 柴田 貴広
担当教員 【英語】
Instructor
KITA Masaki ○ NAKASHIMA Fumie TSUNEMATSU Yuta SHIBATA Takahiro
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 金曜日 2時限
Spring1 Fri 2
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style



授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
人間の生活環境は天然由来の化学物質に加え、食品成分、医薬品、農薬など膨大な数の合成化学物質に満ちあふれている。これらの化学物質は、それぞれ使用目的に応じて、疾病の治療、食品の保存、食料の増産と確保など、ヒトの健康増進や快適な生活を維持していくうえで重要な役割を果たしている。しかし、反面これらの化学物質は、自然生態系に大きな影響を及ぼし、またヒトをはじめ生物系に好ましくないさまざまな有害作用をひき起こすことも明らかになっている。本講義では、生物活性天然物および機能性食品成分を中心に、化学物質の活性発現機構に関する専門知識と関連技術を習得し、高い専門性を身につけることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Human living environments are filled with huge numbers of synthetic chemical substances such as food ingredients, pharmaceuticals, agricultural chemicals, etc. in addition to natural origin chemical substances. Each of these chemical substances plays an important role in promoting human health and maintaining a comfortable life, such as treatment of diseases, preservation of food, increase of production and securing of foods, depending on the purpose of use. On the other hand, however, these chemical substances have also been found to have a great influence on the natural ecosystem and cause various adverse effects unfavorable to human beings and biological systems. In this lecture, from the viewpoint of chemical biology and drug metabolism, we will learn about the mechanism of action of chemical substances, focusing on bioactive natural products and functional food ingredients.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
重要な生物活性天然物や機能性食品成分について、構造や機能がわかるようになる。またこれらの化学物質の解析方法に関して、最新の技術を説明できるようになる。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
・講 義 内 容
1.ケミカルバイオロジー概論、オフィスアワー
2.生物活性天然物のケミカルバイオロジー I
3.生物活性天然物のケミカルバイオロジー II
4.生物活性天然物のケミカルバイオロジー III
5.機能性食品成分のケミカルバイオロジー I
6.機能性食品成分のケミカルバイオロジー II
7.機能性食品成分のケミカルバイオロジー III
8.まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
毎回の授業への取り組みおよびレポートにより総合的に評価する。
重要な生物活性天然物や機能性食品成分の構造や機能について、基本的な概念や用語を正しく理解していること、またそれらの主な解析技術について適切に説明できることを合格の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
適宜プリントを配布する。
参考書
Reference Book
「ケミカルバイオロジー 成功事例から学ぶ研究戦略」長野哲雄・萩原正敏 (監修、翻訳) 丸善出版 (2013)
「生物活性分子のケミカルバイオロジー 標的同定と作用機構」日本化学会(編)化学同人(2015)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義で配布したプリントや指定参考書をもとに、練習問題に取り組む。また紹介した論文を読み理解に努める。
使用言語
Language Used in the Course
B 主に日本語。ただし,講義資料は主に英語。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面・遠隔(オンデマンドもしくはオンライン型)の併用。
遠隔授業は NUCT で行う。
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCT の授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
・教員への質問は、NUCT 機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。