学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医・博前
時間割コード
Registration Code
3821081
科目名 【日本語】
Course Title
臨床がん看護学課題実習Ⅲ
科目名 【英語】
Course Title
Practicum on Oncology NursingⅢ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
佐藤 一樹 ○ 杉村 鮎美
担当教員 【英語】
Instructor
SATO Kazuki ○ SUGIMURA Ayumi
単位数
Credits
4
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
通年集中(春秋) その他 その他
Full-year course Intensive(Sp-Fa) Other Other
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
がん患者と家族の疾病・療養上の問題に対して、入院ケアから在宅ケアまでエビデンスに基づく高度な専門的知識・技術・的確な臨床判断を用いて、ケアとキュアを融合した質の高い看護援助の実践および看護援助法の開発ができるような能力を段階的に身につける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this practical work is to learn practically six rolls of certified nurse specialist in cancer.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
第Ⅲ段階:本学の附属病院(がん診療連携拠点病院)において、CNSとがん治療専門医の助言のもと、先進的ながん治療や治験等の実際を知ってキュアに関する知見を深め、自らがCNSとしての6つの役割を担うように実習する。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Phase III: The students can carry out the six rolls of certified nurse specialist in cancer.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
・第Ⅲ段階は自らがCNSとして6つの役割を担うように実習する。
・学生は事前に実習課題を明確にして、臨床実習指導者や指導教員に提示する。臨床実習指導者や指導教員は、提示された実習内容が円滑に遂行できるように環境調整の上、指導する。
【第Ⅲ段階 実習概要】
・実習期間:4週間
・実習時期:2年次 前期 後半
・実習病院:名古屋大学医学部附属病院(地域がん診療連携拠点病院)
【第Ⅲ段階 実習内容】
1) 複雑ながん患者と家族の事例を受け持ち、担当の病棟看護師が実施している援助を理解し、実習Ⅰ・Ⅱで習得してきたがん看護援助とCNSの役割を統合して実践に加わり、がん看護に携わる看護師の相談に対応し、患者・家族や医療職間の関係調整や倫理的問題の調整に関わる。
2) 実習病棟看護師の学習ニーズを引き出し、学習テーマを設定してインサービス教育を準備し、病棟および院内に周知して企画し実施体験する。また、CNSによる臨床研究指導などの機会に接し、指導方法等について理解を深める。
3) 受け持ち患者に関する実習生の病態理解に対してがん治療専門医から指導を受け、診断・治療に伴う臨床判断を養う。また、チームカンファレンス等の場を活用し、がん専門薬剤師と治療の奏功と有害事象の実際を話し合い、理学・作業療法士や栄養士、MSW等も含め、現在の患者や家族のニーズを尊重したケアのあり方について討議し、より良い援助の方向を見出す。
4) 造血肝細胞移植病棟を見学し療養環境や治療方法の実際を学ぶ。また、臨床研究開発部門において、がん治療専門医による治験の実際について見学し、がん患者に対する最先端高度医療の発展と可能性を学び、患者の治療選択に関する意思決定支援について考察を深める。
5) がん患者の外来診療場面、退院調整会議場面、がん患者面談場面を見学し、緩和ケアの早期導入による患者の個別性を尊重した全人的ケアの提供について理解する。
【第Ⅲ段階 実習記録】
・実践・相談・調整・教育・倫理調整・研究の計画と実施および成果について各実習において中間・最終カンファレンスおよび学内の総括カンファレンスを実施し、指導者と教員による指導を受け、実習目標の達成度を評価する。段階ごとに緻密な実習記録を記し、CNSとしての役割遂行を評価し成果を明らかにする。将来CNSとして活動する自身の課題を見出す。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
・臨床がん看護学Ⅰ・Ⅱ特論、臨床がん看護学セミナーⅠ・Ⅱ・Ⅲの履修
・がん看護専門看護師の資格取得を希望する学生
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席状況を前提として、発表や討議、実習記録を総合的に評価する。
教科書・テキスト
Textbook
先行する特論やセミナーで用いた教科書等
参考書
Reference Book
実習中、その都度、紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎日の実習での経験を振り返り、記録を整理し、翌日の実習を計画する。
授業の進め方
How to proceed with the class
各実習施設の指導者からアドバイスを受けながら、主体的かつ積極的に取り組み、事例を通し、具体的にがん看護実践について理解し、実習で得られた体験について深く考察する。
注意事項
Notice for Students
患者の個人情報管理には十分に留意する。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
なし
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
がん看護CNSの6つの役割を実践します。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
実習
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
該当しない