学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博後
時間割コード
Registration Code
4032104
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
文化人類学
科目名 【日本語】
Course Title
博士論文研究Ⅲa
科目名 【英語】
Course Title
PhD Thesis Seminar IIIa
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCA7005J
担当教員 【日本語】
Instructor
三好 俊徳 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MIYOSHI Toshinori ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
日本前近代の寺院社会における宗教文献


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
前近代の日本社会では、寺院組織がその維持継承のため、様々な政治的・文化的なシステムを創りだし、運用していた。書物という媒体もその一部である。本授業は、寺院社会の状況を踏まえて、日本の宗教文献を読み解き、思想文化の研究を実践する能力を身に付けることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In pre-modern Japanese society, temple organizations created and operated various political and cultural systems for their maintenance and succession. The medium of books is one part of this system. The aim of this class is to develop the ability to read Japanese religious literature and practice the study of thought and culture in the context of temple society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
日本前近代の寺社のおかれた状況を学び、その知識を用いて宗教文献を読み解き、日本思想文化についての研究を遂行する能力を身に付ける。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
この授業では、日本の宗教文献についての研究方法を実践的に学ぶ。適宜、関連するテーマの講義も行うが、基本的には、受講者の発表と議論を軸にして実施する。本授業の具体的な内容は以下のとおりである。なお、受講者に発表を課す内容には(※)を付けた。

第1回:オリエンテーション
第2回~6回:日本宗教文献を用いた主要な先行研究の読解(※)
第8回~第12回:日本宗教文献資料の読解(※)
第13回~第15回:受講者の研究課題に関する発表(※)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
原則として、文化人類学分野の日本思想文化専攻の大学院生を対象とする。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
研究発表の内容を50%、他の受講生の発表に対する質疑応答や議論および受講態度を20%、期末に課すレポートの内容を30%として、総合的に判断する。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じて、随時授業内で指示する。
参考書
Reference Book
近本謙介編著『ことば・ほとけ・図像の交響 法会・儀礼とアーカイヴ』(勉誠出版、2022年)
その他、必要に応じて、随時演習内で指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業で提示・紹介された参考文献を中心に、次回の授業のための予習を行うこと。
また、興味をもった学術イベントや博物館などでの展示にも積極的に参加すること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用)