学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博後
時間割コード
Registration Code
4302190
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
特別講義・演習(民法基礎研究IIIB)
科目名 【英語】
Course Title
Special Lecture and Seminar (Fundamental Studies in the Civil Code IIIB)
担当教員 【日本語】
Instructor
村田 健介 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MURATA Kensuke ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 5時限
Fall Thu 5
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
民法(財産法)関係の講義科目で学修した/する内容につき,少人数の演習を通じて理解をより深めつつ,法学的な報告の仕方と法的論証の仕方をも修得することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this seminar is to help students acquire an understanding of Japanese civil law through presentations by students and case studies.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
民法(財産法)の制度に関する考え方の理解や事案処理の仕方,より広くは法学的な報告の仕方と法的論証の仕方を修得する。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 ガイダンス
2-15 財産法に関する報告および質疑応答(事例演習の場合もあり)

1回につき1〜3名程度の担当者が作成したレジュメに基づく報告とそれに対する質疑応答を行うことを基本としつつ,時期によっては事例演習を取り入れる。履修者数によっては,ディベートも取り入れる予定である。具体的な分野および順序については,履修者の履修状況および並行して開講される民法関係科目の進行状況を考慮して決定する。民法(財産法)の重要論点の検討を中心にしつつ,学部の大講義では十分に検討しきれないような,(たとえば,AIやインターネット等,情報社会のあり方に関わるような)民法(財産法)の現代的論点の検討を中心に行うことを計画しているが,いずれにせよ,受講生の要望を考慮する。
なお,学部3回生以上については,1つの判例について,第一審判決・控訴審判決や複数の評釈類にもあたって綿密に検討するという形でのテーマ設定も考えている。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
民法関係科目はできるだけ履修しておく/すること。履修・単位修得していないからといって履修を認めないというものではないが,授業を聞いたことも自分で勉強したこともないという分野については,自修によってカヴァーすることが必要である。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
報告・質疑応答の内容を総合考慮の上,民法(財産法)の制度に関する考え方の理解や事案処理の仕方,より広くは法学的な報告の仕方と法的論証の仕方を(学修進度に応じて)修得できたことをもって合格とする。全体の3分の1を超える正当事由なき欠席があった場合には,それだけで不合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
民法関係の講義科目で指示されたもの。その他,必要に応じて指示する。
参考書
Reference Book
民法関係の講義科目で指示されたもの。その他,必要に応じて指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
(1)報告等の準備はきちんと行うこと。報告の数日前に,報告内容に関する事前検討を(研究室でまたはオンラインで)行う予定である。
(2)報告を担当しない回についても,扱うテーマについて一応の復習はしておくこと。
注意事項
Notice for Students
(1)正当事由のある欠席・遅刻・早退については,不利益に取り扱わないよう考慮するので,事前に相談できる場合には相談すること。また,18時を超えてゼミを続けることがあるが,用事がある場合に18時で退出したからといって,不利益に取り扱うことはしない。
(2)上記のように,民法関係科目の履修を一応の前提とはするが,これまでの民法の勉強は不十分だったという者であっても,民法に関心があるとか,この演習をきっかけにしっかり勉強したいとかというのであれば,大歓迎である。
(3)感染症対応および受講生の意向を第一としつつも,可能であれば,ゼミコンパやゼミ旅行等については積極的に行いたいと考えている。
(4)名大でのゼミは来年度でまだ4年目であり,名大でのゼミのやり方については,まだまだ検討中である。そのため,こういうことがしたいという提案も大歓迎である。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)