学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
創・博後
時間割コード
Registration Code
5900209
科目区分
Course Category
専門科目(選択)
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
創薬分子構造学セミナーⅡC
科目名 【英語】
Course Title
Seminar in Structural Biology IIC
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
PHA-ST-7010-J
担当教員 【日本語】
Instructor
廣明 秀一 ○ 日比野 絵美 兒玉 哲也
担当教員 【英語】
Instructor
HIROAKI Hidekazu ○ HIBINO Emi KODAMA Tetsuya
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
セミナ-
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
創薬分子構造学セミナーIICは、「多分野融合教育による次世代を先導する創薬基盤研究者」の養成を目的として、最先端の構造生物学・核酸化学の知見を広く原著論文、英文総説、解説書に求めつつ、その理論的背景についての造詣と展望を身に付けることを目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The Seminar on Molecular Structure of Drug Discovery IIC aims to train "basic researchers for drug discovery who will lead the next generation through multidisciplinary education", and broadly describes the knowledge of cutting-edge structural biology and nucleic acid chemistry. The goal of this course is to acquire broader knowledge and keen perspectives on the theoretical background through analyses of the original articles, reviews, and the established textbooks.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本セミナーの主旨を理解し主体的に取り組んだ学生は、構造生物学の主要な三手法(電子顕微鏡、NMR、X線結晶解析法)や物理化学的分析法(CD、カロリメトリー、相互作用解析など)、化学的手法に立脚した構造制御法などの、それぞれの原理と創薬上の応用例について理解し説明することができるようになります。更に、発表と討論を通じて、構造情報を活用した創薬手法の実践に遂行な、論理的思考力や洞察力、課題設定能力、情報検索能力、情報発信能力が身につきます。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本セミナーは所属する研究室に分かれて、受講生の知識習得状況に応じて適切と思われる回数をセミナー発表者(主担当)として、それ以外の回は議論に参加する質問者として、セミナー形式で実施します。特に、それにより、最新の手法を理解しつつ、基礎生命科学と最先端創薬の双方に通用する研究力を養成します。

1. 構造生物学の主要三手法ならびに計算科学的手法、核酸化学的手法とその応用例について、先行論文を精査し、複数の文献を読解して総説形式で発表する。

2. 構造生物学の新規方法論、分子生物学・生物物理学ならびに膜タンパク質解析法を含むタンパク質科学にかかわる広範な話題について、文献調査に基づいた討論を積み重ねる。

3. 単なる論文紹介・研究進捗状況発表にとどまらず、総説執筆(和文・英文)や博士論文発表会を視野に入れた、説得力あるプレゼンテーション技術と創造的な討論力を養うための演習を行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
生命科学に関連する、大学院修士課程で学ぶ生物科学・物理化学・タンパク質科学ないし核酸化学の基礎知識を有することを前提とします。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
研究報告・セミナーにおける発表、プレゼンテーション演習(研究科内の発表会や、外部での学会発表のための練習会など)の結果より到達目標に相当するレベルに達しているかを総合的に判断して合否判定をします。正当な理由なく課題未実施が著しい場合は不可とします。
教科書・テキスト
Textbook
教科書を指定しないが、必要に応じて参考資料を配布する
参考書
Reference Book
共立出版 基礎から学ぶ構造生物学、岩波現代生物科学第3巻「構造機能生物学」
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
原著論文読解の演習については、受講者の学習状況に併せて、事前に読解する複数の原著論文を指示します。また、受講者の自発的なテーマ設定による最新論文の紹介を歓迎します。プレゼンテーション演習においては、次回または本番までに、演習中に指摘された修正改善事項を適切に反映させたプレゼンテーション資料(および原稿)を、必ず作成することとします。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面実施(5階セミナー室を利用)。ただし、ペーパーレスを推進とするため、また学生や教員・スタッフから要望があった場合は、ハイブリッド形式とすることがある。その場合はTEAMSを併用する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業(オンデマンド型)の場合の対⾯授業に相当する教育効果を確保するための措置(教員への質問⽅法、学⽣同⼠の意⾒交換の⽅法)は、 創薬HPをご覧ください。※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイト又は創薬HPで案内します。