学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0011254
科目名 【日本語】
Course Title
健康・スポーツ科学講義
科目名 【英語】
Course Title
Health and Sports Science: Lecture
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
石田 浩司 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ISHIDA Koji ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 月曜日 2時限
I Mon 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
健康の維持増進に必要な身体に関する科学的知識や,安全で効果的な運動の実践方法についての知識を習得し,自己管理能力を身につけることを目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course aims to obtain and understand evidenced-based knowledge about health, exercise, and sports sciences necessary for personal health management.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
運動すると、呼吸、循環、神経、筋などの生体の諸機能は素晴らしい適応を示します。本講義では、この運動による身体諸機能の適応のしくみについて学びます。さらに、普段の生活に必ず役に立つような、トレーニング法や暑い環境への適応、ダイエット法や呼吸法など、最新の運動生理学的トピックスについても学びます。これらの基礎的知識を習得することが、まず一つ目の目標です。
一方、若いころの体力は現在および将来の健康と深く結びついています。そこで本講義では体力テストを実施し、現在および将来の健康・体力を客観的に判断できるようになることが、二つ目の目標です。
自分の体力を把握し、現在・今後の生活等を考慮し、健康のためにどのような運動に取り組めばいいかを考え、自分で運動処方を作成する能力を身につけることを最終目標とします。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
教科書
Textbook
教科書の指定はありません。毎回、穴埋め型のレジメを配布します。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習:テーマについて予習し、疑問点を確認しておいてください。
復習:応用問題等の課題の提出をしてもらうことがあります。
注意事項
Notice for Students
体力測定の実習に出席しないと、最終レポートを書くことができず、単位が出なくなるので、注意してください。
疾病や怪我などで体力テストに参加できない場合は、担当教員に相談してください。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
石田浩司のホームページ
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
 「健康」に運動が必要であることは言うまでもありませんが、間違った運動をすることで怪我などで不健康にもなりますし、間違ったダイエット法で痩せようとして、結局太ってしまったり、からだを壊してしまうことは、よくあることです。テレビや雑誌に氾濫する健康情報(こうすれば痩せられるなど)は、必ずしも正しくはありません。この講義を通して、自分自身の身体の仕組みを知り、間違った知識を正し、現在そして将来の生活に役立つ知識を得ることができるなど、健康に関する自己管理能力を高めることが可能です。

 体力テストは、体育館で実施し、握力、垂直飛び、体前屈などの他、自転車エルゴメータを3段階の負荷で3分ずつ漕いでもらい、持久力を客観的に測定します。持久走や50m走など(運動能力テスト)は実施しないので、安心してください。

 最終的には、自分の体力を客観的に診断・評価し、それに対して自分のライフスタイルを考慮しながら、自分で自分の現在および将来、どのような運動をしたらいいか考え、理論的/原則的な運動処方(運動/トレーニング種目、運動強度、時間、繰り返し数など)を、最終レポートとして作成してもらいます。A4版1枚程度の簡単なものではなく、実験のレポートと同じように、自分を研究対象者にして実験(体力テスト)を実施し、結果を評価して考察し、結論(運動処方)を書くような感じです。

 出席確認や理解度確認は、主に授業中にTACTの小テストや課題を通じて実施します。出席は必須ではありません。しかしいい評価(A)が欲しい場合は、出席して、かつ授業をよく聞いておいた方がいいでしょう。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-2)対面授業科目(一部遠隔:オンデマンドあり)。原則、対面授業科目として実施します。但し、3回程度、共通授業をオンデマンドで実施します。
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認してください。