学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0034208
科目名 【日本語】
Course Title
文化論・芸術論
科目名 【英語】
Course Title
Art and Culture
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
河西 秀哉 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAWANISHI Hideya ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅲ 木曜日 2時限
III Thu 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
文化芸術を表象という観点から理解することを目指します。表象とは,心または意識に現前するものを意味し,それは具体的には,文字・画像・音声などを通して現れた形・姿のことです。つまり,美術・文学・音楽・映画など様々な作品はもちろん,文字・画像・音声などの媒体も本科目の対象となります。さらに,その表象が,時代・社会や文化との関係の中で,どのように表現され,また,どのように感受されたのか,といった問題についても考察していきます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
The goal of this course is to understand culture and art from the perspective of representation. “Representation” means something that is present in the mind or consciousness; specifically, it is the shape or figure that appears through letters, images, sounds, etc. Therefore, not only various works of art, literature, music, and films, but also media such as letters, images, and sounds are the target of this course. We will also examine how these representations have been expressed and received in relation to the times, society and culture.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
 日本近現代の文化や芸術について理解して説明できること、そしてそれらを活用して歴史を説明できることを目指します。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
 The goal is to understand and explain modern and contemporary Japanese culture and art, and to be able to use them to explain history.
教科書
Textbook
 特になし。毎回、レジュメを配布します。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
 講義中に紹介する映像・音楽などをYouTubeやサブスクなどで積極的に見たり聴いたりしてください。
 また、日本近現代史の書籍などを図書館などで借りるなどして、こちらも積極的に読んでください。
注意事項
Notice for Students
 常に日常にアンテナを張って、現代社会や歴史に関心をもってください。
 なお、私語については厳しく取り締まります(積極的な反応は大歓迎)ので、その点は気をつけてください。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
 担当教員は文学部・人文学研究科で、日本近現代史を研究教育しています。歴史は政治や経済・社会の中心人物の動向を追うだけの学問ではありません。私たちの先人それぞれが生きてきたあゆみを見ていくことが重要だと考えます。そしてそれは、古いことを知るだけではなく、現在を生きる私たちにも大きく影響を与えたもの・私たちが今住んでいるこの世界を知ることでもあります。

 本講義では、映像や音楽など、一見・一聴すると「フィクション」のようなものを史料として扱い、日本の近現代史を考えていきます。それは、それらがその時期の社会の様々な影響を受け、制作されているからです。みなさんが普段何気なく見ている映像や聞いている音楽も歴史性を帯びたものです(ですので、数年後にはそれが歴史的な資料になります)。それを考えつつ触れてみてください。

 日常からたくさん映画やドラマを見たり、音楽を聴いたりすることを推奨します。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
 A-1)対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。