学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0045102
科目名 【日本語】
Course Title
生命科学入門A
科目名 【英語】
Course Title
Introduction to Life Sciences A
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
井原 邦夫 ○ 瀧口 金吾 成田 哲博
担当教員 【英語】
Instructor
IHARA Kunio ○ TAKIGUCHI Kingo NARITA Akihiro
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅳ 金曜日 1時限
IV Fri 1


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
生命科学はこの数十年の間に急速に進展し,旧来の学問の枠を越えて物理学,化学など広範囲の自然科学分野を覆う学際的な分野となって来ています。さらに,さまざまなバイオテクノロジーの開発により,遺伝子改変動植物,再生移植医療などの言葉で象徴されるように生命科学は社会ときわめて密接に関わり合う学問となってきています。この講義では,現代社会における生命科学の意義の理解を深めるため,現代の生命科学の状況について解説します。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
Life sciences have made rapid progress over the past few decades, and have become an interdisciplinary field that overlaps with a wide range of natural science fields, including physics and chemistry, beyond the boundaries of traditional academic disciplines. Furthermore, with the development of various biotechnologies, life sciences have become a discipline that is closely related to society, as symbolized by genetically engineered animals and plants, and regenerative medicine. In this course, students will learn the current status of life science in order to deepen their understanding of the significance of life science.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
本授業を修了することで、食の安全、性に関する問題、高齢化社会、科学技術に関する倫理的問題等、現代社会が直面している諸問題について生命科学の立場から切り込み、その本質を理解する知識と考え方を学ぶ。また、生命原理を物理化学的に捉えて、熱力学、統計力学の言葉で生命を表現できることを学ぶ。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
By completing this course, students will learn knowledge and ways of thinking to understand the essence of various problems facing modern society, such as food safety, sexuality issues, aging society, and ethical issues related to science and technology, from the standpoint of life science. In addition, students will learn that life principles can be viewed from a physicochemical perspective and that life can be expressed in the language of thermodynamics and statistical mechanics.
教科書
Textbook
必要に応じて授業で示す。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
各担当教員が行う、課題、レポート、小テスト等によりオンサイト、オンタイムの学習を補強する。
注意事項
Notice for Students
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
TACT(旧NUCT)サイトに作成予定
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
長い生命の歴史の中で、ヒトが大脳を駆使した結果、この地球上で人工物が半分以上を占めるようになったことに驚きを覚えると同時に、生きていること、あるいは人生の意味を、最近の知見から考え直したくなります。
 科学技術は、人類にとって役立つ部分と手に負えない部分の両面からなる双刃の剣で、新しい技術を使う場合は、我々自身がどのような未来を作りたいのかを具体的に想像して、使う技術を選択しなければいけません。これからの社会が(あるいは君たち自身が)向き合うであろう様々な問題に対して、SNSの情報やインターネット検索で安易に見つかる言葉や評論家の言葉を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で“考え”て判断を下せるように、正しい知識を身につけてほしいと思っています。
 3名の教員が、独自の視点から現代社会の生命科学の問題に切り込んで、最新の知識をわかりやすい形で提供します。大学教員はクセが強い人が多いですが、味わうと人生の違った切り口が見えてくるかもしれません。そういう角度からの成長も期待しています。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(基本はすべて対面で、不可避的理由がある場合に、遠隔:同時双方向を実施する)で実施する。遠隔授業を行う場合については、TACTのお知らせにて指示する。
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。