学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0013134
科目名 【日本語】
Course Title
化学基礎Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Fundamentals of Chemistry I
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
畑野 敬史 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HATANO Takafumi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 水曜日 1時限
I Wed 1


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
化学は物質とその変化を扱う学問領域であり,広く理系分野の基礎となります。その対象は,原子から,様々な分子,高分子,固体,液体,さらに生体に存在する物質や地球環境に存在する物質,また,宇宙を形成している物質にまで及びます。私達は,様々な物質に囲まれ,これらを活用して生活を営んでいるので,物質とその振る舞いについての理解は重要です。化学基礎Ⅰ,Ⅱは,通年で連続して受講することにより,原子,分子などの物質の基本的単位がどのように組み立てられるかをはじめとして,様々な物質の構造とそのはたらき,物質へのエネルギーの出入り,化学反応の進み方,さらには生命現象や生活と物質とのかかわりなど,化学の基本的事項と魅力を体系的に学べるよう計画されています。  
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
Chemistry is a discipline that deals with substances and their changes, and is the basis of a wide range of science fields. The targets range from atoms to various molecules, macromolecules, solids, liquids, substances existing in living organisms and global environment, and also forming the universe. We are surrounded by various substances, so it is important to understand substances and their behavior.
Fundamentals of Chemistry I and II designed to be taken consecutively throughout the year, include how the basic units of substances such as atoms and molecules are assembled, and also deal with the structures and functions of various substances. It is planned to systematically learn the basics and attractiveness of chemistry, such as the inflow and outflow of energy, the progress of chemical reactions, and the relationship between life phenomena and substances.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
元素や物質を理解するうえで必須な「量子化学」の基礎について学ぶ。量子論・量子力学の基礎概念について学んだ後、それに基づいて原子構造、元素の周期性、化学結合について理解し・説明できるようになることが目標である。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
Students will learn the basics of quantum chemistry. Students will be able to understand and explain the atomic structure, the periodicity of elements, and chemical bonds, after learing the basic concepts of quantum theory.
教科書
Textbook
特に指定しません。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習復習をしっかり実施してください。
注意事項
Notice for Students
学部専門科目等との兼ね合いから、本講義の2年次での再履修は困難である為、1年次に履修するようにして下さい。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
入学早々ではありますが、先々の話をします。皆さんは4年生になると研究室に所属し、最先端研究の一翼を担うことになります。これに間に合うように、あと3年足らずで大量の知識と経験を積み上げていかねばなりませんが、小中高のように教官が手取り足取り教えていく講義スタイルではとても間に合いません。このため、大学の講義は自学による補完を前提とし、エッセンス部分に力点を置いた講義となりがちです(実際、文科省の規定によれば、大学の単位は予習90分+講義90分+復習90分で、1科目あたり週3時間の学修に相当するものと定義されています)。大学の講義で求められるものが、高校までの「学習」とは本質的に違う「学修」であることを理解したうえで講義に臨んてほしいと思います。
本講義では量子化学の基礎を学びます。高校までの勉強ではあらわに触れることのなかった新概念が次々と出てきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1) 対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル > 教養教育院ページ掲載)を確認すること。