学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0014420
科目名 【日本語】
Course Title
化学基礎Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Fundamentals of Chemistry I
使用言語
Language Used in the Course
担当教員 【日本語】
Instructor
入山 恭寿 ○
担当教員 【英語】
Instructor
IRIYAMA Yasutoshi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 木曜日 4時限
I Thu 4


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
化学は物質とその変化を扱う学問領域であり,広く理系分野の基礎となります。その対象は,原子から,様々な分子,高分子,固体,液体,さらに生体に存在する物質や地球環境に存在する物質,また,宇宙を形成している物質にまで及びます。私達は,様々な物質に囲まれ,これらを活用して生活を営んでいるので,物質とその振る舞いについての理解は重要です。化学基礎Ⅰ,Ⅱは,通年で連続して受講することにより,原子,分子などの物質の基本的単位がどのように組み立てられるかをはじめとして,様々な物質の構造とそのはたらき,物質へのエネルギーの出入り,化学反応の進み方,さらには生命現象や生活と物質とのかかわりなど,化学の基本的事項と魅力を体系的に学べるよう計画されています。  
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
Chemistry is a discipline that deals with substances and their changes, and is the basis of a wide range of science fields. The targets range from atoms to various molecules, macromolecules, solids, liquids, substances existing in living organisms and global environment, and also forming the universe. We are surrounded by various substances, so it is important to understand substances and their behavior.
Fundamentals of Chemistry I and II designed to be taken consecutively throughout the year, include how the basic units of substances such as atoms and molecules are assembled, and also deal with the structures and functions of various substances. It is planned to systematically learn the basics and attractiveness of chemistry, such as the inflow and outflow of energy, the progress of chemical reactions, and the relationship between life phenomena and substances.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
化学結合に主な焦点をあて、その結合の基礎的な考え方を理解し、説明できるようになること。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
Students will be able to understand and explain the principle of chemical bonds and learn several examples.
教科書
Textbook
「はじめて学ぶ大学の無機化学」 三吉 克彦 著 化学同人
 ISBN978-4-7598-0798-1
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義時間は、クイズ形式での講義内容の理解度確認演習を行います。また、重要なポイントの解説も行います。講義後に、わからない部分の質問時間を設けます。全ての講義内容はオンデマンド配信しますので、それを活用して予習・復習ください。
注意事項
Notice for Students
学部授業との兼ね合いから本講義の2年次での再履修が不可能となる場合があります。他学部向け化学基礎1による再履修は認められていません。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
The purpose of this class is to understand basics of chemical bonding.
Students will be able to consider chemical bonding and reactions based on valence bond theory and molecular orbital theory and understand their differences.
Following university policy, video lecture will be delivered on demand every week. Students can look back and watch the lectures. If you have any questions on the lecture, they can ask me using ICT (zoom or webex) or on-site class on scheduled lecture time . For other questions, students can use TACT(旧NUCT).


 これまでに、化学の様々な知識を得られてきたことと思います。高校までは、多くの方が授業、教科書、問題集などから学ばれた化学の知識を入試問題に解答するためだけに使われてきたのではないでしょうか。一方、皆さんが大学4年生で研究室配属されると、未来への可能性を秘めた様々なマテリアルに関する先端研究に取り組むことになります。こうした研究をすすめていくためには、自らが身につけた知識・考え方を活用し、知恵を絞って取り組む必要があります。
 試験問題に解答するための知識ではなく、研究で実践できる知識を身につけていくことが必要です。そのためには、単に暗記するということではなく、基礎的な原理から理解することがなにより重要です。
 この講義では、高校の化学で誰もが学ばれた”化学結合”に主な焦点をあてます。高校では暗記ですませてきたであろう事象について、その原理や考え方を説明し、無機化学分野における実践できる知識を身につけて頂きたいと思います。これにより、基礎的な原理から理解する姿勢を涵養し、その過程で「何故か?」を問い、それを理解することの楽しさも感じてもらえればと思います。 
 講義はオンデマンド方式で配信します。何度も講義を見返して理解ください。わからない点やご質問があれば、講義の時間に講義室で質問してください。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-2)対面授業科目(一部遠隔:オンデマンド)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。