学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0014421
科目名 【日本語】
Course Title
化学基礎Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Fundamentals of Chemistry I
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
尾上 順 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ONOE Jun ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 木曜日 4時限
I Thu 4


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
化学は物質とその変化を扱う学問領域であり,広く理系分野の基礎となります。その対象は,原子から,様々な分子,高分子,固体,液体,さらに生体に存在する物質や地球環境に存在する物質,また,宇宙を形成している物質にまで及びます。私達は,様々な物質に囲まれ,これらを活用して生活を営んでいるので,物質とその振る舞いについての理解は重要です。化学基礎Ⅰ,Ⅱは,通年で連続して受講することにより,原子,分子などの物質の基本的単位がどのように組み立てられるかをはじめとして,様々な物質の構造とそのはたらき,物質へのエネルギーの出入り,化学反応の進み方,さらには生命現象や生活と物質とのかかわりなど,化学の基本的事項と魅力を体系的に学べるよう計画されています。  
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
Chemistry is a discipline that deals with substances and their changes, and is the basis of a wide range of science fields. The targets range from atoms to various molecules, macromolecules, solids, liquids, substances existing in living organisms and global environment, and also forming the universe. We are surrounded by various substances, so it is important to understand substances and their behavior.
Fundamentals of Chemistry I and II designed to be taken consecutively throughout the year, include how the basic units of substances such as atoms and molecules are assembled, and also deal with the structures and functions of various substances. It is planned to systematically learn the basics and attractiveness of chemistry, such as the inflow and outflow of energy, the progress of chemical reactions, and the relationship between life phenomena and substances.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
◯量子力学の基本的な考え方を説明できる。
◯パウリの原理・フントの規則が説明できる。
◯化学結合の量子論的な理解を説明できる。
◯分極の起源を説明できる。
◯振動・回転運動の量子論的理解を説明できる。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
◯ To explain the basic ideas of quantum mechanics.
◯ To explain Pauli's principle and Hund's rule.
◯ To explain the quantum theory of chemical bonds.
◯ To explain the origin of polarization.
◯ To explain the quantum theory of vibrational and rotational motions.
教科書
Textbook
尾上 順 著:「量子論の基礎から学べる量子化学(第4刷)」近代科学社
ISBN978-4-7649-0415-6
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
なし。
注意事項
Notice for Students
●携帯電話はマナーモードまたは電源をオフにしてください(試験のときは必ず電源をオフにし鞄等に閉まってください)。
●講義に集中しましょう!(重要なことを聞き逃してしまうからです)
講義中の説明および教科書での復習を勧めます。講義では教科書に記載されていないことを話すことも多々あり, 重要なポイントも講義で言いますので, メモを取りましょう。
●復習はその週末に!
 文科省:予習90分+講義90分+復習90分(1科目勉強:週3時間が基本)
●習っていない数学(微分方程式、偏微分、重積分、行列)が出てきますが、気にする必要はありません。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
(1)小中高と大学以降との違い
「これまでの学び」
  ◯枠にはまった勉強(範囲、答えがある)。
  ◯例外の無い科学(例:希ガスは反応しない)。
  ◯与えられた課題を解く。

「これからの学び」
  ◯学びに枠はない(分野に壁はない)。
  ◯実世界(例外、予想外、想定外)。
  ◯自分で考える。
  ◯答えを見つける。
  ◯教科書を変える・教科書に載せる。

(2)メッセージ
 ◯自分で線を引かず、果敢に挑戦しよう。経験は財産。仮に失敗してもそれを活かすことで次に繋がる。
 ◯知らなくて損することはあっても知って損することはない。
 ◯日頃からやっていないければ、いざというとき力を出せない。
 ◯二羽追うなら、二羽とも取る(何事も全力で)。
 ◯自分が正しいと思うなら、全体に流されず貫き通す(勇気ある知識人)。

 あなたは「名大までの人」、「名大だけの人」、「名大からの人」?
 「名大からの人」になりましょう!
 
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。