学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0021264
科目名 【日本語】
Course Title
力学Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Foundations of Mechanics II
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
杵淵 紀世志 ○ 吉村 彰記
担当教員 【英語】
Instructor
KINEFUCHI Kiyoshi ○ YOSHIMURA Akinori
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅱ 月曜日 2時限
II Mon 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
力学Ⅰの内容を発展させ,複数の質点の相対運動や非慣性系での質点の運動,剛体の運動を取り扱います。力のモーメント,慣性モーメント,角運動量,重心と相対運動,慣性力などの概念を説明します。このことによって,力学の基本概念と手法について理解を深めるとともに,理工系分野を学ぶための基礎学力を養うことを目指します。この科目は,力学を直接必要としない分野の学生にとっても自然科学を学ぶための重要な基礎となります。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course expands on the content of Mechanics I, dealing with relative motion of multiple point masses, motion of point masses in non-inertial frames, and motion of rigid bodies. Concepts such as moment of force, moment of inertia, angular momentum, center of mass and relative motion, and fictitious force will be explained. By doing so, the course aims to deepen students' understanding of the basic concepts and methods of mechanics and to develop basic academic skills for studying science and engineering fields. This course provides an important foundation for the study of natural science even for students in fields that do not directly require mechanics.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
本講義を履修することにより,質点及び剛体の運動の式をニュートンの運動方程式から自ら導き,導いた運動方程式から質点及び剛体の運動を解くことができるようになることを達成目標とする.
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
The goals of this course for the students are followings. The students can derive the Newton's equations of the motion of rigid bodies by themselves. The students can solve motion of the rigid bodies from the equations.
教科書
Textbook
力学I (新装版) -質点・剛体の力学- 原島 鮮 著 裳華房 ISBN: 978-4785322724
なお,必要な場合にはプリントや配布資料で補完する.
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の講義についてTACTを用いて簡単な小テストを出題するのでこれに解答すること.また,講義中に演習課題を出題することがある.
注意事項
Notice for Students
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
ニュートン力学はシンプルでありながら極めて応用範囲が広く,これを学ぶことで,様々な現象を見通しよく理解できるようになります.ニュートン力学は現代の物理学の基礎となっているのはもちろん,機械・航空宇宙工学をはじめとした工学のすべての分野の基礎になっています.できるだけその豊かさ・面白さを伝えられるよう,実例を交えるなど工夫した講義にしたいと思っています.
一方で,計算等が難解な部分もありますので苦戦する受講生も見られます.より深い理解を得るため,予習・復習をして反復学習するようにしてください.また,質問・回答を通じた対話的な講義のほうが理解が深まると思いますので,遠慮することなくぜひ積極的に質問してください.
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3)基本的に対面で実施するが,一部のコマを遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用で行う可能性がある.TACTのお知らせにて連絡する.
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。