授業の目的及びねらい Goals of the Course | | 子どもの発達および学習のプロセスおよび個別支援を必要とする子どもと家族の支援の在り方を理解するとともに,特別支援教育の基本的な理念・体制について十分な理解に基づいた支援計画を立てることができることを目標とする。 |
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授業内容 Course Content / Plan | | 第1回:特別支援教育とは(担当;永田)
特別支援教育の歴史とその意義について制度の変遷からその理念と仕組みを学ぶ
第2回:障害とは(担当;永田)
障害の背景となる疾患や診断名などを知るとともに,様々な障害についての学習および生
活上の困難について,理解する
第3回:発達および学習のプロセス―特別な支援のニーズの把握とその支援(担当;永田)
発達および学習のプロセスの基本的な理解を学ぶとともに,障害はないが特別の教育的
ニーズのある子どもたちについて理解する
第4回:発達障害および軽度知的障害への支援(担当;大山)
発達障害およの軽度知的障害の支援方法について代表的な理論および具体的な支援方法に
ついて知る
第5回:特別支援の制度および枠組みを知る(担当;大山)
特別支援の教育課程の中での位置づけおよび個別の支援計画の枠組みを知る
第6回:特別支援計画の立て方および校内連携の在り方(担当;大山)
具体的な特別支援計画を立て,校内でどのように連携をしていくのか理解する
*第1回から第6回の講義内容についてはオンデマンドで実施
第7回:特別支援を必要とする子どものライフサイクル(担当;永田)
家族をゲスト講師として招き,特別支援を必要とする子どものライフサイクルと年齢段階
に応じた支援の在り方を学ぶ *リアルタイムセッションで実施
第8回:全体ディスカッション(担当;永田・大山)
第1-6回までの質疑応答をおこないながら、振り返りを行う。また講義を通しての学びおよび
自分自身の障害感などについてグループディスカッションをすることで、理解を深める
*リアルタイムセッションで実施
定期試験:レポート課題を提示する
集中講義の日程は、3月18日以降に教職課程ホームページに掲載されている
「令和6年度教職課程の手引」内の「令和6年度開講一覧」→●集中講義で実施す
る講義について
を確認してください。
教職課程ホームページ
https://web-honbu.jimu.nagoya-u.ac.jp/gakumu/gakumubu/karte/top.html |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への積極的参加および小レポート40%,定期試験60%で評価を行う。
WとFの判断基準:履修取り下げの際に申し出を必要としない。リアルタイムセッションを2回以上欠席した場合及び定期試験のレポートが未提出の場合を「W」と扱い,これ以外はA+,A,B,C,C-,F(2020年度以降入学者)あるいはS・A・B・C・F(2019年度以前入学者)のいずれかの評価とする。 |
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教科書 Textbook | | |
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参考書等 Reference Book | | 松本真理子・永田雅子・野邑健二監修「心の発達支援シリーズ」全6巻 明石書店 2016
竹田契一・上野一彦・花熊暁監修 特別支援教育の理論と実践 全3巻 金剛出版 2012 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 全ての授業回について,遠隔で実施する。
第1回から第6回まではオンデマンド,第7回以降は同時双方向(リアルタイムセッション)で実施する。 |
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