学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0120036
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
基礎選択科目
科目名 【日本語】
Course Title
文化資源学演習Ⅲ
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Cultural Resources Studies III
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCC3007J
担当教員 【日本語】
Instructor
石川 寛 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ISHIKAWA Hiroshi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 1時限
春 木曜日 2時限
Spring Thu 1
Spring Thu 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
古文書原本を取り扱い、その整理方法を体験することで、歴史資料の取り扱い・整理・保存に関する基礎知識を身につけるとともに、資料保存の重要性について理解を深めることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to acquire basic knowledge and practical skills in handling, organizing and preserving ​historical documents in early modern Japan.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業を通じて、歴史資料の管理・保存の重要性を認識し、古文書を整理し保存するための知識と能力を身につけることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
未整理の古文書群(近世・近代文書)について、1点ごとの目録採取に取り組む。くずし字で書かれた記述内容、料紙、形態、様式など、古文書から得られる様々な情報を読み解き、カードに記録し、目録を作成していく。また、古文書原本の取り扱い方と整理方法の原則についても学ぶ。
次のような内容について実習形式でおこなう。古文書の状態や受講生の学習進度を踏まえて進める予定である。

・古文書の取り扱い方
・古文書整理の原則と整理方法
・目録採取の方法
・古文書の様式、名称
・古文書の修復
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
日本史専攻生に限定しないが、基礎的なくずし字解読能力のあることが望ましい。個人で使用するくずし字辞典を用意すること。古文書の原本を扱うため、原本取り扱いの心得を遵守し、古文書を毀損することないよう注意すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取り組みと資料整理の習熟度50%、レポートを50%とする。
レポートは授業で自らが調査・整理した古文書について判明したことをまとめる。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
取り扱う古文書は石川が準備する。
参考書
Reference Book
大藤修・安藤正人編『史料保存と文書館学』 吉川弘文館 1986年
白水智『古文書はいかに歴史を描くのか』 NHK出版 2015年
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
刊行されている古文書目録に目を通すとともに、機会があれば、各地の文書館や資料館を訪問して資料を利用してみてほしい。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
隔週開講
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)