授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 説話文学研究の領域を理解し、それぞれの説話文学にふさわしい分析方法を考えてみることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this course is understanding the field of Japanese SETSUWA literature research and considering the appropriate methods of analysis for each SETSUWA literature. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 説話文学の文学性を理解し、それぞれの文学にふさわしい研究手法を会得することを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 日本の説話文学について担当者が概説する。
第1回:オリエンテーション 第2回:人文学のデータとは?ー日本古典文学をめぐってー 第3回:異性装ー古典文学からのアプローチー 第4回:『今昔物語集』における桜と彰子の説話の位相 第5回:『日本霊異記』道場法師説話ー力の強い者の系譜ー 第6回:広がる小町説話ー髑髏の話から謡曲までー 第7回:愛知県の説話伝承ー『今昔物語集』大江定基発心説話、犬頭糸説話ー 第8回:絵巻を読む1ー『吉備大臣入唐絵巻』の前半解読ー 第9回:絵巻を読む2ー『吉備大臣入唐絵巻』の後半解読ー 第10回:時代を越える説話の展開1ー『古今著聞集』から『ささやき竹』へー 第11回:時代を越える説話の展開2ー『今昔物語集』から『不動利益縁起』へー 第12回:病の説話分析ー出典を探すー 第13回:城郭の怪異の分析ー駿府城の怪異を例にー 第14回:合戦図を読むー『源平合戦図』を分析するー 第15回:授業のまとめと評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への積極的な取り組み(毎回、簡単なコメントを提出)30%、試験70%。 総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。 試験については、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 『城郭の怪異』中根千絵他編 三弥井書店 2021年、『疫病と日本文学』日比嘉高編 三弥井書店 2021年、『合戦図』中根千絵他編 勉誠出版 2023年、『異性装』中根千絵他 集英社インターナショナル新書、『愛知で知る読む日本文学史15講 古典de聖地巡礼』中根千絵他編 三弥井書店 2017年 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各回の授業内容の復習をおこなうこと。 また、興味をもったテーマについて、積極的に自己学習をおこなうこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。:『履修取り下げ届』を期日までにメールにて、c-nakane@jps.aichi-pu.ac.jp に連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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