授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 中国古典文学の背景として類書(百科事典)の存在は重要である。その類書の編纂の歴史について講義し、また、類書の発展形としての叢書についても講義する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Category books are an important part of the background of classical Chinese literature. The history of compilation of such category books will be lectured, and a series of books as a form of development of category books will also be lectured. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 各種類書・叢書の基礎知識を備え、古典の調べ物の際に適切な類書・叢書を使えるようになること。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回:ガイダンス;類書とは 類書の現物を持ってきて、類書の基本的な性質について講義する。
第2回:類書のはじまり 魏曹丕『皇覧』の編纂の背景について講義する。
第3回:南北朝の類書 現存しない南北朝の類書の編纂史について講義する。
第4回:隋~唐初の類書 『北堂書鈔』『藝文類聚』について講義する。
第5回:唐代の類書 『初学記』『白孔六帖』について講義する。
第6回:北宋初の類書 『太平御覧』『太平広記』について講義する。
第7回:日本の類書 日本で、中国の類書を参考に編まれた類書について講義する。
第8回:明代の類書 『永楽大典』について講義する。
第9回:仏教類書 『経律異相』『法苑珠林』について講義する。
第10回:天文類書 『天地瑞祥志』『天文要略』について講義する。
第11回:日用類書 明代の日用類書と小説の関係について講義する。
第12回:明代の叢書 『永楽大典』について講義する。
第13回:清代の叢書 四庫全書をはじめとした清朝の叢書について講義する。
第14回:民国期の叢書 四部叢刊をはじめとした中華民国時代の叢書について講義する。
第15回:まとめ 類書・叢書の中国古典文学に果たしてきた役割について考える。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業内課題と期末レポートによる。60点以上で合格。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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