授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 過去から現代までの議論を参照しつつ、美や芸術および感性に関する哲学である美学についての基礎的な知識の獲得を目的とします。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Through this course, students will be able to acquire fundamental skills for discussing problems of aesthetics. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 感覚の問題として理解されがちな美や芸術の問題について、論理的に考察するための知識と能力を身につけることが目標です。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第一回 イントロダクション 評価方法や講義の流れについて説明します。
第二〜四回 近代美学 「美学」(aesthetics)という概念が確立した18世紀ドイツの美学を中心に、バウムガルテンやカントといった哲学者による美学議論を取り上げます。
第五〜七回 古代美学 「美学」の誕生の時代から遡り、古代ギリシアにおける美学的な議論を辿ります。プラトンやアリストテレス、プロティノスといった古代の哲学者による美や芸術に関する議論を取り上げます。
第八回〜十回 現代美学(「芸術」とは何か) 現代の美学として、分析美学とも呼ばれる英語圏の美学議論について学びます。「芸術」とは何かという問いに対する論理的な思考を辿ります。
第十一〜十二回 現代美学(日常美学) 分析美学の中でも、「芸術」ではなく「感性」に注目することで、われわれに身近な日常の事物について論じる「日常美学」を取り上げます。
第十三〜十四回 近代日本における「美学」 ここまでは西洋における美学を取り上げてきましたが、この回では日本の「美学」の受容について取り上げます。近代日本が西洋から「美学」という学問をどのように受け取ったのかを学びます。
第十五回 まとめ これまでの内容の総括をします。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ⑴毎回のコメントシートの提出(40%)、⑵期末レポートの提出(60%)の二つの合計点でえ評価します(60点以上を合格とする)。⑴のコメントシートは質問に講義内容を踏まえて回答されているかどうか。⑵のレポートは、講義内容を踏まえ、自分自身で問いを立て、それに対して自分自身の見解を理由とともに回答できているかどうかを基準に評価します。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義後に、疑問を持った内容や関心を抱いた内容について、資料等を参照し調べ、考察してみましょう。また、西洋・東洋および時代を問わず、展覧会等へ行き、作品の鑑賞をしましょう。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用します。『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 原則、対面で行います。B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用) |
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