授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 古代ギリシア・ローマの多様な文学ジャンルのうち、叙事詩と悲劇について概説する。 ギリシアとローマの共通点と相違点に着目し、両者の背景となった社会・思想・宗教を理解する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of the lecture is to provide an overview of epic poetry and tragedy among the diverse literary genres of ancient Greece and Rome. It focuses on similarities and differences between Greek and Latin literature, understanding the society, thoughts and religion that formed their back grounds. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業は、受講生が西洋古典文学の基礎知識を身につけ、一作品を読了し鑑賞することを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本授業では、ギリシア語やラテン語で書かれた叙事詩と悲劇について講じる。 第1回 西洋古典学とは/叙事詩とは 第2回 『イリアス』その1 第3回 『イリアス』その2 第4回 『オデュッセイア』その1 第5回 『オデュッセイア』その2 第6回 『アエネイス』その1 第7回 『アエネイス』その2 第8回 『変身物語』その1 第9回 『変身物語』その2 第10回 悲劇とその時代 第11回 アイスキュロス『アガメムノン』 第12回 ソポクレス『オイディプス王』 第13回 エウリピデス『バッカイ(バッコスの信女たち』 第14回 ディスカッション 第15回 レポートの予備発表 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 古代ギリシア・ローマの文学・歴史・哲学などに関心があること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への出席30%、レポート70%。レポート課題については授業中に詳述する。 総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。 レポートについては、要求された字数と提出期限をクリアし、授業内容について理解していることを示す内容であることを合格の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 逸身喜一郎『ギリシャ・ラテン文学――韻文の系譜をたどる15章』(研究社 2018 )。 当教員の作成したプリントを毎回配布する。 |
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参考書 Reference Book | | 高津春繁『ギリシア・ローマの文学』(講談社学術文庫 2023) 。 松本仁助ほか『ギリシア文学を学ぶ人のために』(世界思想社 1991) 。 松本仁助ほか『ラテン文学を学ぶ人のために』(世界思想社 1992)。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 事前に指示された教科書の当該個所を読んでから授業に臨むこと。レポート作成時までに少なくとも一篇の古典作品を読んでおくこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F]となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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