学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122008
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
西洋古典学
科目名 【日本語】
Course Title
西洋古典学講義b
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on the Classical Studies b
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGC3007J
担当教員 【日本語】
Instructor
吉武 純夫 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YOSHITAKE Sumio ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 4時限
Fall Tue 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
古代ギリシアのエルピスという概念 part 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
古代ギリシアのエルピス(elpis)という語は、希望という意味で使われる場合が多いが、希望を表すばかりではなく、独自の意味の広がりを持っていた。パンドラの神話を軸としてギリシア文学の様々な文献に当たり、新約聖書のケースとも照らし合わせて、エルピスという概念の内訳を考察する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The Greek word often means hope, but it had a wider range of meaning.
This course explores the gist of the Greek elpis through an analysis of the myth of Pandora, examination of its chief examples in the Greek literature and comparison with the Christian elpis.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
エルピスという語の意味の広がりを見定め、その概念の本質を理解する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
≪古代ギリシアのエルピスという概念 part 2≫

秋学期は、いろいろな古典作品でエルピスがどのように記述されているかを見ながら、この概念を精査する。
5.悲劇におけるエルピス
6.歴史記述におけるエルピス
7.哲学におけるエルピス
8.新約聖書のエルピス
9.まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
「エルピス」あるいは「希望」という概念に関心があること。
ギリシア語初級を習得していることが望ましい(履修中でも構わない)。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(秋学期) 期末のレポートによる。エルピスと希望の違いを的確に論じているかを評価する。
教科書・テキスト
Textbook
特になし。必要な資料はプリントして配布する。
参考書
Reference Book
D.Konstan ed., (2022)、
G.Kazantzidis et al. ed., (2018) など。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
指定されたテクストを読み、出された課題を考えてくる。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。(『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。)
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)