学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122414
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋史学
科目名 【日本語】
Course Title
中国史演習Ⅰb
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on the History of China Ib
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAH3019J
担当教員 【日本語】
Instructor
土屋 洋 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TSUCHIYA Hiroshi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 4時限
Fall Fri 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
3年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
中国近代史学論文精読


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
中国の近代時期に書かれた歴史学に関する論文を精読することで、文献や資料を収集・読解し、分析する能力を身につけることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to obtain the ability to accurately understand modern Chinese historical materials and operate it as research materials.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
漢文ならびに現代中国語で書かれた専門的内容に及ぶ文献を正確に読解し、研究に活用できるようになること、またそれを通じて中国近代史への深い理解を得ることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
春学期に引き続き、李鼎声(李平心)編『中国近代史』(1933年)、范文瀾『中国近代史』上冊(1946年)といった最初期におけるマルクス主義史家によって書かれた近代史論を中心に精読し、その議論のルーツを探る。
授業は演習形式で行う。
第1回は春学期の内容を復習し、必要に応じて、あらためて対象とする文献の解説や基本的な工具書の紹介を行う。
第2回以降は担当者を決めずにみなで予習・発表し、それにもとづいてみなで討論する。

第1回:文献の解説、工具書の紹介
第2-15回:発表と討論
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
漢文(古典中国語)の基礎的読解力を備えていること。
春学期の授業を履修していることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取り組み(授業への積極的な参加、予習の有無)から評価する。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
胡逢祥主編『李平心全集』(上海人民出版社、2022年)、『范文瀾全集 』(河北教育出版社、2002年)等。
初回授業時にプリントを配布する。
参考書
Reference Book
授業中に随時紹介する。
その他については、以下の通り。
土屋洋等「中国近代史学論文選訳注(続三)―章炳麟「中国通史略例」等二篇―」(『名古屋大学東洋史研究報告』47号、2023年)
土屋洋等「中国近代史学論文選訳注(続二)―唐才常「史学論略」等二篇―」(『名古屋大学東洋史研究報告』46号、2022年)
土屋洋等「中国近代史学論文選訳注(続)―夏曾佑『最新中学教科書中国歴史』(抄)および他一篇―」(『名古屋大学東洋史研究報告』45号、2021年)
土屋洋等「中国近代史学論文選訳注―王国維代撰「重刻支那通史序」等三篇―」(『名古屋大学東洋史研究報告』44号、2020年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回、あらかじめテキストに目を通し、わからない語句を調べるなど、自宅や研究室で十分な予習を行うことが求められる。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用しない:履修の取り下げを担当教員に伝えた場合または出席が所定の回数に満たなかった場合は「Wもしくは欠席」、出席したが合格基準に達しなかった場合は「F」になる。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり)