学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122720
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
考古学
科目名 【日本語】
Course Title
考古学講義Ⅲa
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Archaeology IIIa
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAR3014J
担当教員 【日本語】
Instructor
門脇 誠二 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KADOWAKI Seiji ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 2時限
Fall Tue 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(日本史及び外国史)、
高一種・地歴(外国史)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
人類の進化に関する考古学概説


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義は、考古学研究の国際的動向の一例として、人類進化に関する国内外の研究を紹介することを目的とする。下記の2つの目標をかかげる。
1)人類の進化に関する理論や仮説の現状について知る。
2)人類の進化に関する考古学を中心とした記録や様々な研究法について知る。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This lecture aims to provide introductory information about archaeological studies on human evolution in Japan and overseas. As objectives of this lecture, attendees are expected to gain 1) knowledge about current theories and hypothesis about human evolution and 2) archaeological records and methods related to the study of human evolution.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、受講者が授業終了時に、以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。
・人類の進化史に関する基礎知識(年代、地域、古人類など)を有している。
・化石人類の身体特徴および行動記録の概要について知っている。
・ホモ・サピエンスの出現から拡散についての基礎知識を有する。
・人類がホモ・サピエンスだけになったプロセスの概要について知り、その理由について自らの見解をまとめる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
人類発祥の地であるアフリカとユーラシアの考古記録から、人類の進化史と文化・社会の変化に関して概説する。また、ホモ・サピエンス(現代人)がアフリカからユーラシアや新大陸、オセアニアそして日本列島に拡散していった考古記録の現状を紹介する。

第1回: 人類進化の研究史と課題の概要
第2回: 人体の特徴とその進化
第3回: 猿人段階の行動進化
第4回: アフリカと西ユーラシアにおける原人段階の行動進化
第5回: 名古屋大学によるアフリカ調査
第6回: アジアにおける原人段階の行動進化
第7回: 旧人段階の行動進化とネアンデルタール
第8回: ホモ・サピエンスの起源とアフリカの石器時代
第9回: 旧人と新人の共存と交替劇の謎
第10回: ユーラシア南部とオセアニアへのホモ・サピエンスの分布拡大
第11回: ヨーロッパへのホモ・サピエンスの分布拡大
第12回: 北アジアと新大陸へのホモ・サピエンスの分布拡大
第13回: 日本列島へのホモ・サピエンスの分布拡大
第14回: 進化し続ける人類
第15回: 人類の進化史のまとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取り組み(10%)、中間レポート(30%)、期末試験(60%)
レポートの評価は、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
特になし
参考書
Reference Book
授業中に適宜紹介する
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業の配布資料やノートを見て復習すること
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
2~4年生
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。変更の場合はTACTで周知する。