学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122813
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
文化人類学
科目名 【日本語】
Course Title
日本思想文化論
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Japanese Thought and Culture
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCA3016J
担当教員 【日本語】
Instructor
甘 靖超 ○
担当教員 【英語】
Instructor
GAN Jingchao ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 2時限
Spring Tue 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
食文化論


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
日本をはじめ、東アジアの食文化について講義し、身近にある食の話題から日本文化と民俗調査の方法について学ぶことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the food culture and cross-cultural understanding. It also enhances the development of students’ skill in carrying out folkloric fieldwork.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では受講者が授業終了後に、1)食文化の視点から日本の地域文化を総合的に理解すること、2)食文化に関する調査を主体的に遂行できる、基礎的な力を身につけることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業の際に文献資料に視聴覚資料等を加え、日本と中国における食文化に関するフィールド調査の研究例を紹介し、適宜解説と議論を行う。また食文化誌『vesta』に焦点を絞り、歴史・地域・社会慣習の3つの切り口で各号の特集を掘り下げ、「食」を通じて日本の歴史や文化への理解を深める。受講者が各自、関心のあるテーマにそった食文化関連の文献調査および内容の要約と発表を行う。
授業はおおむね以下のような流れで進められる。
☆概 論:食を通して地域文化を学ぶ
第1回:ガイダンス
第2回:東アジアの食文化
第3回:和食とは何か?
第4回:外国人が思う和食とは何か?
第5回:中国料理とは何か?
☆事例研究:正月の行事食からみる日本と中国
第6回:日中の年中行事の仕組み
第7回:日中の正月行事と食
第8回:餅と雑煮
第9回:民俗世界における餅の意義
☆実 践:身近な食文化を調べよう
第10回:食文化の研究とは何をすることか?
第11回:フィールド調査とは何をすることか?
第12回~第15回:食文化に関する資料の講読と討議
受講生が食文化誌『vesta』各号から関心のある特集を選び、その内容をまとめて発表する。
とともに、その内容についての討議を行う。
『vesta』のバックナンバーは以下、味の素食の文化センターのHPにて確認できる。
https://www.syokubunka.or.jp/publication/productions/vesta-backnumber/
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
文化人類学分野・専門の学生を対象とする。初回のガイダンスに必ず参加すること。
受講者の人数や関心のある分野、要望等によって授業の内容を変更する場合がある。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的な取り組みを30%、発表の内容を40%、期末レポートの内容を30%として評価し、総合して60点以上を合格とする。食文化に関する民俗調査を主体的に遂行できる能力・知識を身につけていることを評価基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
必要な資料を授業ごとに配付し、授業進度、学生の理解に合わせて適宜指定する。
参考書
Reference Book
食文化誌『vesta』味の素食の文化センター、農山漁村文化協会、1998-2024
『食の民俗事典』野本寛一編、柊風舎、2011
『民俗小事典 食』新谷尚紀、関沢まゆみ編、吉川弘文館、2013
『石毛直道食の文化を語る』石毛直道、ドメス出版、2009
『日本の食文化』小川直之ら編、吉川弘文館、2018
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の授業前に配布資料を読み、その内容を要約すること。
自身の発表に際しては図表などを適宜使用し、わかりやすい発表資料を作成すること。
また授業時間外に各自、関心のある研究テーマについて調査し報告する必要がある。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用しいます。『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態等 A-1)対面授業科目(対面のみ)