学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122911
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
社会学
科目名 【日本語】
Course Title
社会学講義Ⅲb
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Sociology IIIb
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMSO3011J
担当教員 【日本語】
Instructor
室井 研二 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MUROI Kenji ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 4時限
Fall Tue 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
都市化と災害


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では災害を誘発する社会の仕組みについて考察します。都市化や開発は災害の発生にどう影響するのか、被害や復興にどうして格差・不平等が生じるのか、先進国と途上国とでは災害の発生にどのような違いがあるのか。これらの問いを通して、災害研究に果たす社会学の役割、現代における社会と自然の関係について理解を深めることがこの授業の目的です。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this class students are expected to learn not only "how to cope with disasters" but also "why disasters happen" from the viewpoint of sociology. Through such consideration, it is expected to learn various aspects of vulnerabilities in modern society and conflicting relationships between urban society and nature.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
授業終了時には、自然災害の社会的な発生メカニズムや災害研究の基本的な論点について社会学の概念や具体的な災害事例を用いて説明することができるようになる
授業の内容や構成
Course Content / Plan
(1)イントロダクション
(2)社会学における「自然」
(3)災害研究の理論1:生態学と社会学
(4)災害研究の理論2:脆弱性理論とレジリエンス論
(5)日本の災害研究1:阪神淡路大震災
(6)日本の災害研究2:東日本大震災
(7)小活:災害研究の理論的課題
(8)中間試験
(9)都市化と水害─2003年北部九州集中豪雨災害
(10)東日本大震災1:復興格差の諸相
(11)東日本大震災2:「創造的復興」とは何か
(12)東日本大震災3:防災は強化されたのか
(13)発展途上国の開発と災害─スマトラ地震の事例 
(14)南海トラフ地震の予測と社会変動─高知市の事例
(15)まとめと質疑
(16)定期試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取り組み(小レポート)と期末テストの総合評価
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
指定しない。レジュメや資料を配布する。
参考書
Reference Book
授業中に適宜紹介する
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業内容に関連する概念や論点について随時小レポートを課す
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり)