学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0123116
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
地理学
科目名 【日本語】
Course Title
地理学講義Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Geography II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGE3002J
担当教員 【日本語】
Instructor
淺野 敏久 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ASANO Toshihisa ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(地理学)、
高一種・地歴(人文地理学及び自然地理学)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
環境運動の地理学


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
社会運動の1つである環境運動を人文地理学の視点から研究する際に,どのような論点があり,どのような方法を取りうるかについて,講師が関わった事例をもとに学ぶ。運動に参加して地域の自然や文化の保全・活用に関わることの意義や課題についても考える。講義中のディスカッションを通じて自分の意見をまとめる。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
We will learn about possible issues and research methods for human geography study on environmental movements, which is one of the social movements. We will also think about the significance and issues involved in preserving and utilizing local nature and culture by participating in the environmental movement. Summarize our opinions through discussion.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
環境運動という現象を「地理学的に」とらえるにはどのような視点があるか,自分なりに考えられるようになる。研究を通じて地域関わることの面白さ・意義・課題について,自分の言葉で説明できるようになる。自然や文化を保存するのは何のためかを考え,それを説明できるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 はじめに 私の研究テーマ,あなたの研究テーマは?
2 地球環境問題(森林の減少):話題提供とディスカッション
3 地球環境問題(地下水資源の減少):話題提供とディスカッション
4 地球環境問題(生物多様性):話題提供とディスカッション
5 ローカルな実践としての「西条・山と水の環境機構」の活動
6 環境運動への地理学的アプローチ:論文を書くための必要に迫られて研究の位置づけを考える
7 フィールドとしての宍道湖・中海と霞ヶ浦
8 環境運動への地理学的アプローチ:運動への地域性の反映
9 環境運動への地理学的アプローチ:運動の地域で果たす役割
10 湿地の保全と利用:セマングム干拓反対運動の調査から
11 湿地の保全と利用:ラムサール条約湿地の調査から
12 湿地の保全と利用:豊岡のコウノトリ,出水のツル,広島のオオサンショウウオ
13 エコミュージアム:理念と実践
14 エコミュージアム:広島大学総合博物館と東広島エコミュージアム
15 エコミュージアム:身近な地域をエコミュージアムとしてとらえてみよう(ディスカッション)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特になし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポート試験(3日間のそれぞれの日のディスカッションテーマについて論点を整理して自分の考えをまとめる)
教科書・テキスト
Textbook
参考書に上げたものを教科書として使いますが,なくても受講に差し支えないです。
参考書
Reference Book
横山智ほか編(2023)『フィールドから地球を学ぶ』古今書院,(1日目)
淺野敏久(2008)『宍道湖・中海と霞ヶ浦』古今書院(2日目)
淺野敏久・中島弘二編(2013)『自然の社会地理』海青社(2日目)
淺野敏久編(2023)『エコミュージアムと大学博物館』丸善出版(3日目)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
参考図書を事前に読んでおく。また,1日ごとのディスカッションについてやり取りを振り返って整理するとともに自分の考えをまとめてみる。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
有:『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
(人文)
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)