学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0123347
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
共通選択科目
科目名 【日本語】
Course Title
博物館資料保存論
科目名 【英語】
Course Title
Conservation of Museum Collections
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCC3046J
担当教員 【日本語】
Instructor
鶴見 泰寿 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TSURUMI Yasutoshi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 1時限
Spring Tue 1
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
博物館資料保存論


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
博物館における資料保存及びその保存・展示環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to gain a scientific understanding of the preservation of collections in museums and the preservation/display environment, and to acquire the knowledge to preserve museum collections in good condition.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
博物館における資料保存及びその保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを通じて、博物館資料の保存に関する基礎的能力を習得します。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
博物館における資料保存の意義、博物館資料の保全、博物館資料保存の理念と方法、博物館資料の保存環境、博物館資料と災害、環境保護と博物館の役割、博物館資料の保存と公開等について、以下の内容を12回の授業で講義します。

(1) 博物館資料の保全
(2) 博物館資料の状態調査・現状把握
(3) 博物館資料の修復・修理
(4) 博物館資料の梱包と輸送
(5) 博物館資料の保存環境
(6) 博物館資料保存の諸条件とその影響
(7) 生物被害・災害の防止と対策
(8) 伝統的保存方法
(9) 収蔵・展示等の保存環境
(10) 文化財の保存と活用

※日本の歴史・考古・美術系資料を主な対象としますが、欧米・アジアの博物館資料についても取り上げます。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
秋学期木曜2限に、名古屋大学博物館教員による博物館資料保存論も開講されます。
学芸員資格取得希望者はいずれかを受講してください。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業の節目ごとに実施する小テスト(70%)とレポート(30%)により評価し、60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
担当教員がテキストを作成し配布します。教科書は使用しません。
参考書
Reference Book
全国大学博物館学講座協議会西日本部会編 『新時代の博物館学』(芙蓉書房出版、2012年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
博物館・美術館を博物館資料保存論の視点から自主的に見学するようにしてください。
また、文化庁博物館総合サイト(https://museum.bunka.go.jp/)にも目を通してください。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
○利用する:『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行なわれ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1) 対面授業科目(対面のみ)