学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0161320
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋文献学P,特別C一般・個別言語学
科目名 【日本語】
Course Title
中国語中国文学演習Ⅵ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Chinese Linguistics and Literature VI(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCL3120J
担当教員 【日本語】
Instructor
星野 幸代 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HOSHINO Yukiyo ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 4時限
Spring Mon 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
近現代作家の文学作品を精確に翻訳する力を養う。
中国語圏の近現代文学史における流れと、国内外の政治文化社会的背景について理解を深める。
中国語圏近現代文学の基本的なスタイルを学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Students will develop the following skills in this class:
1. To develop the ability to accurately translate modern and contemporary Chinese literary works into Japanese.
2. Deepen their understanding of the history of modern and contemporary literature in the Chinese-speaking world and its political, cultural, and social background at home and abroad
3. To learn the basic style of writing papers on modern and contemporary literature in the Chinese-speaking world.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
 中国語圏の1920年代以降の文学を文法に基づき正確に訳し、それに対して意見を交わすことによって中文和訳の力をつけるとともに、政治文化社会的背景を踏まえてテキストを深く理解できるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
〇授業内容
 授業内容は三つの部分からなる。
1、中国語短編小説の和訳(第2週~第8週を予定)
 テキスト:蕭紅「呼蘭河伝」1940年12月執筆
 進め方:1~2頁程ずつ分担して和文試訳のレジュメを作り、中国語音読・和訳朗読した上で、翻訳・文化的な疑問点、検討したい点、また政治文化的背景として調べてきたことを発表する。それに基づき受講者が議論する。

2、論文を読む(第9週~第13週を予定)
 『野草』百号記念号編集委員会編『中華文芸の饗宴』(研文出版、2018)、『文学の力、語りの挑戦 中国近現代文学論集』(東方書店、2021)に掲載された論文から、担当者の興味関心に応じて選ぶ。

進め方:担当者は論文の目的・議論の経緯・結論をまとめたレジュメを作成し、論文中の固有名詞・社会的な事件や事象・執筆者が引用した先行研究等について、力量に応じて情報を補充する。その上で、疑問点を提示する。

3、読書会(最終週を予定)
 テキスト:イーユン・リー(李翊云)『千年の祈り』 篠森ゆりこ訳、新潮社
  *Li, Yiyun, A thousand years of good prayers. 2005.の邦訳
 進め方:担当者は作家と作品に関する基本事項をまとめて配布するが、解釈の方向付けは行わない。各自がそれぞれ読後感・政治社会文化的な疑問点・周辺の話題提供を5分ほどで発表する。そのうえで意見交換及び議論をする。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
平易な中国語(中国語学習2年以上)と学術的な日本語を読む能力があること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
①中文和訳を1回 ②論文もしくは読書会での担当を1回 ③12回以上の出席
以上を単位取得の必須条件とし、議論への参加・貢献度を加味して総合的に評価する。
教科書・テキスト
Textbook
「授業の内容や構成」を参照。
 ※購入の義務はありません。
参考書
Reference Book
「授業の内容や構成」を参照。
 ※購入の義務はありません。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
「授業の内容や構成」を参照。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則として
A-1)対面授業科目(対面のみ)