授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | クリストフ・メンケ『力』を英語もしくは独語で読み解き、関連文献も参照しながら、近代美学史の展開を踏まえつつ、その内容について自らの見解を展開する能力を身に着けることを目的とします。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Through this course, students will learn how to read philosophical texts in English or German, consulting related texts, and to develop their own ideas about philosophical aesthetics. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・英語もしくはドイツ語で書かれた文献を読み解くための能力を身につける。 ・関連する文献を探し、理解するための能力を身につける。 ・近代美学史の知識を踏まえ、テキストの内容を批判的に考察し、理解する。 ・テキストの内容から論点を見出し、自分自身の見解を展開することができる。 以上4点を、目標とします。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業で取り上げる『力』は、「主体」概念の成立という観点から近代美学史を再構成する内容となっています。授業では、『力』の内容を理解するだけでなく、関連する文献の内容についても適宜参照しつつ進めます。
毎回担当者を決め、取り上げる範囲の訳および注を作成してきてもらい、参加者で議論をしながら進めていきたいと思います(詳細については初回の授業で説明します)。
第1回:ガイダンス(テキスト、参考文献、授業の進め方などの説明) 第2回~第15回:テキストの読解と内容の議論 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 特になし(西洋美学史入門編であった前期の西洋哲学史概説Iを受講していると理解の助けとなる)。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点を60%、担当回のレジュメ(授業内レポート)を40%として評価し、100点満点中60点以上を合格とします。 平常点は、事前準備(テキストの予習、関連文献の参照など)、哲学的議論への貢献度を総合的に評価します。 |
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教科書・テキスト Textbook | | クリストフ・メンケ(杉山卓史ほか訳)『力 -美的人間学の根本概念-』人文書院 2022年 |
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参考書 Reference Book | | Menke, Christoph. Force: A Fundamental Concept of Aesthetic Anthropology. translated by Gerrit Jackson. New York: Fordham University Press, 2012. Menke, Christoph. Die Kraft der Kunst. Berlin: Suhrkamp Verlag AG, 2013. |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 毎回授業で取り上げる範囲を読み、疑問点や問題点を見つけ、意見を述べることができるようにしておいてください。また、テキスト内で挙げられている参考文献や事項などは、気になるものは調べてきてください。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 原則、対面で行います。B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用) |
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