授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 英語による日本美術史(水墨画)の展覧会図録を精読することによって、作品分析の手法、言葉による作品記述の方法等を理解する。また外国での日本文化研究の様相を理解する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this course, we read minutely a catalog of the exhibition about Japanese ink paintings held in the United States. The aim of this course is to brush up students' skill of reading English and to deepen the comprehension for the history of Japanese art. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 英文による日本美術史の論文を精読することを通じて、英語による専門論文を読解する力を身につけます。また併せて、英語により日本文化や日本美術について発信する基礎力を養います。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 春学期の授業からの継続性を踏まえて、主に以下の三作品についての解説を精読する。
第18図 Summer and Winter(Follower of Sesshu) 第19図 Haboku Landscape (Bokusho) 第20図 Viewing a Waterfall (Toshun)
授業では、参加者は分担して英語の文章を読み上げ、その後、和訳を行います。単に訳文を作成するに留まらず、英文・和文を踏まえて、記述の内容について検討を加え、美術史的な知見を深めます。 日本語訳の後、当該の言説の背景にある美術史的な知見について図版等を用いて確認してゆきます。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 特定の科目等は指定しないが、日本史・世界史の基礎的な知識があることが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 主として期末のレポート試験によります(70点)。 授業の内容の理解度、それを踏まえた上で自らの議論を展開する応用力、自らの議論を展開する為に必要な文献や作品を発掘する検索力、実作品に触れた経験の深さ、その経験を的確に言葉に直すことの出来る表現力等を総合的に判断します。 また、担当部分のプレゼンテーション内容についても評価要素に加えます(30点)。 極端に出席回数が少ない場合は、最終のレポート試験を提出しても採点対象外とする場合があります。 60点以上を合格とします。 |
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教科書・テキスト Textbook | | Japanese Ink Paintings, The Art Museum of Princeton University,1976 但し入手困難なので、TACTを通じてファイルを配布します。 |
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参考書 Reference Book | | 『在外日本の至宝3 水墨画』(毎日新聞社、1976) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 美術史学は教室での座学だけでは理解が十分に行き届きません。 社会的状況が許す限りにおいて、美術館・博物館・寺社等に足を運び、それぞれが実物を見る経験を積まれることを希望いたします。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 連絡先メールアドレス:dito@nagoya-u.jp |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 授業形態は以下の通りです。 A-1)対面授業科目(対面のみ) |
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