学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0162203
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
歴史文化学P
科目名 【日本語】
Course Title
考古学講義Ⅱ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Archaeology II(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAR3103J
担当教員 【日本語】
Instructor
下垣 仁志 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SHIMOGAKI Hitoshi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(日本史及び外国史)、
高一種・地歴(日本史)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
前方後円墳と国家形成


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
百舌鳥・古市古墳群の世界遺産の登録を追風にして、最近では前方後円墳が社会的な人気を博している。では、前方後円墳とは一体何であったのか?前方後円墳が築かれた同時代における歴史的意義だけでなく、現在におけるモニュメント的意義をも射程に入れて、考古資料の意義を多面的に理解することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this lecture is to help students understand the potencial value of archaeological evidence from multiple perspectives by highlighting not only the historical significance of Keyhole-shaped mounds , but also their monumental significance in the present day.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
考古学的な遺構や遺物の歴史学的な価値を理解し、それらから歴史を復元してゆく手法を習得する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回    :ガイダンス 本講義の概要
第2回~4回:前方後円墳とはなにか (前方後円墳の諸情報・古墳時代概説)
第5・6回  :古墳時代国家形成論  (既往の有力学説と近年の理論枠の解説)
第7~9回 :前方後円墳という装置 (権力資源論をもちいた前方後円墳の評価)
第10~12回:前方後円墳の階層秩序(前方後円墳をつうじた階層秩序の形成プロセスの復元)
第13回   :巨大古墳の被葬者   (『記』『紀』と考古資料の接点を探る)
第14・15回 :古墳公共事業説批判

*授業の進行具合や受講生の反応などに応じて、受講生に説明の上で若干の変更があり得ます。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
とくになし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポート試験
教科書・テキスト
Textbook
当教員が作成したレジュメを講義時に配布する。
参考書
Reference Book
近藤義郎1983『前方後円墳の時代』岩波書店(2020年に岩波文庫で刊行)
都出比呂志1998『古代国家の胎動』日本放送出版協会
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各回の授業内容の復習をおこなうこと。
できれば前方後円墳を訪れてみてほしい。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。:『履修取り下げ届』を期日までにメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。連絡先はshimogaki.hitoshi.7z@kyoto-u.ac.jp
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)