学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0162313
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
歴史文化学P
科目名 【日本語】
Course Title
文化人類学実習Ⅱb(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Practical Training in Anthropological Fieldwork IIb(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCA2113J
担当教員 【日本語】
Instructor
吉田 早悠里 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YOSHIDA Sayuri ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
3年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
実習
Practical training
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
愛知県名古屋市という都市における文化・宗教・民俗・芸能などについて多面的に解明するとともに、文化人類学のフィールドワークを実践的に学ぶことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the methodology of anthropological fieldwork. The participants are requested to practice participatory observation of culture, religion, rituals, and events in Nagoya, Aichi Prefecture.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・文化人類学のフィールドワークの目的と方法論を理解している。
・文化人類学のフィールドワークの手法を修得し、フィールドワークを実践できる。
・フィールドワークをもとに地域を理解し、地域において課題を発見することができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本授業は実習形式で実施され、デスクワークとフィールドワークからなる。
愛知県名古屋市を調査地として、調査地に関する文献研究、調査計画の立案、フィールドワークの実施、調査データの整理・分析という、文化人類学の一連のフィールドワークの手法を実践的に習得する。

1. オリエンテーション
2. フィールドワーク方法論
3. フィールド・調査対象に関する文献調査
4. 調査計画の立案(1)目的の明確化
5. 調査計画の立案(2)調査内容の吟味
6. フィールド実習(1)フィールドでの観察
7. フィールド実習(2)フィールドでの関係構築
8. フィールド実習の報告
9. 調査計画の立案(3)調査対象の選定
10. フィールド実習(3)データの収集
11. フィールド実習(4)データの吟味
12. 調査データの整理
13. 調査データの分析
14. 研究報告
15. 総括

この授業は、集中講義の形式をとる。上記15項目の内容について、毎回、2~3項目を進めていく。授業の実施日時は、10月~12月半ばの平日の午後や、土曜日・日曜日であり、合計6~7回を予定している。日程については、受講生と相談・調整した後に決定する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
文化人類学分野・専門の学生を対象とします。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
60点以上を合格とする。授業目的の達成度を評価の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しない。
方法論の学習の際には、参考書のコピーなどを配布するため、購入の必要はない。
参考書
Reference Book
大野一英 『大須物語』中日新聞本社、1979年。

*これらのほかにも、授業中に適宜、紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
配布された資料や文献などにはよく目をとおし、不明な点や疑問点などを整理しておく。文化人類学、フィールドワーク方法論、民俗学など関する知見も自主的に深めるとともに、地域社会の歴史や現状を含む総合的な地域研究としての視点をもつように心がける。フィールドワークの実施に先立って対象となる地域の特徴などを理解しておくことも求められる。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。

『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
文化人類学分野・専門の学生を対象とする。
フィールド実習は、名古屋市の大須観音にて約3~4回程度、日帰りで実施する予定である。大須観音までの往復の交通費は受講者の自己負担となる。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)