授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 多様な領域を横断する「重層的」な社会心理学の視点から、様々な人間の社会行動の本質や仕組みについて理解する。心と社会の特性を体系的に把握し、社会心理学の理論と実践を結びつけ、現実に生じている社会問題に対する洞察力を養う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course aims to cultivate an understanding of the psychological mechanisms underlying human behavior in social contexts from a multi-faceted perspective of social psychology, spanning various domains. Students will learn about the characteristics of the mind and society, bridging theories and practices of social psychology, and develop insights into practical social issues. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 社会心理学の諸概念を領域横断的な視点から理解し、多様な社会現象を解釈できるようになることを目標とする。実証研究や研究法を具体的に理解することで、現代の社会問題に対して社会心理学の視点から評価し、科学的な判断を行う能力を涵養する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 参考書等を基本資料としながら、デモンストレーション等も活用し、理論と実証研究の内容を具体的に解説する。小テストやリアクション・ペーパー、オンライン質疑応答システム等を適宜用いて、学生の理解度を確認しながら講義を進める。なお、学生の理解度や興味関心によってシラバスの内容を変更する可能性がある。
1. 重層的な特徴を持つ社会心理学 2. 社会と自己 3. 社会と感情 4. 身体と共感性 5. 社会的認知、意思決定 6. 個人と集団のダイナミクス 7. 新たな展開:実験社会科学と計算社会科学 8. まとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 必須ではないが、全学教育科目の心理学関連科目(心理学、心理学I、心理学IIなど)を履修済みであることが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 以下の配分で評価する。100点満点で60点以上を合格とする。
- 授業への出席状況および課題提出状況等に基づく平常点(小テスト、リアクションペーパー、質疑応答):40% - 期末試験(またはそれに代わる課題):60% |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | - 唐沢かおり(編著)「新 社会心理学: 心と社会をつなぐ知の統合」 北大路書房(2014年) - 浦光博・北村英哉(編著)「個人のなかの社会 [展望 現代の社会心理学1] 」 誠信書房(2010年) - 池上知子・遠藤由美「グラフィック社会心理学 第2版」 サイエンス社(2008年) - 亀田達也・村田光二(著)「複雑さに挑む社会心理学 改訂版--適応エージェントとしての人間」 有斐閣(2010年) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義前の予習を強調する。実証研究の具体的な内容を理解するための調査や実験の体験機会も設ける。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となるが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となる。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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