学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0162513
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
環境行動学P
科目名 【日本語】
Course Title
心理学基礎実験演習Ⅰ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Basic Seminar on Psychology I(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMPS3113J
担当教員 【日本語】
Instructor
田邊 宏樹 ○ 磯村 朋子
担当教員 【英語】
Instructor
TANABE Hiroki ○ ISOMURA Tomoko
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 4時限
Spring Tue 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
実験心理学分野で用いられる基本的な実験パラダイムを実際に自分たちでおこなうことにより,実験計画・仮説の立て方,解析方法,結果の出し方と統計,レポートや論文の書き方について学ぶ。これにより,心理学実験とデータの収集の仕方や統計解析法についての知識を得る。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course provides basic research methods of experimental psychology through practice. The goal of this course to learn how to plan and conduct a psychological experiment, analyze data, and write a research paper by oneself.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
受講生が,自分で心理学的な実験を計画し,プログラミングにより自ら刺激を作成することにより実行し,得られたデータを統計解析ソフトを用いて分析し,それに基づいて実験心理学の作法に則ったレポートが書けるようになることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
以下のような予定で進める。

第1回:オリエンテーション,授業の進め方、グループ決め
第2回:心理学の実験とは:実験計画・仮説の立て方の講義
第3回:データを取るための準備:ソフトのインストールと使い方の講義と実習
第4回:刺激提示のためのプログラミング:講義と実習
第5回:実際にデータを取ってみる
第6回:取ったデータの解析の方法:解析ソフトのインストールと使い方
第7回:結果の表示の仕方の解説とレポート作成の準備
第8回:2つ目の実験課題の作成
第9回:2つ目の実験の実施とデータ収集
第10回:データの解析と結果の表示:講義と実習
第11回:データと纏め方と心理学レポートの書き方の講義
第12回:3つ目の実験課題の作成
第13回:3つ目の実験の実施とデータ収集
第14回:データの解析と結果のまとめ:講義と実習
第15回:授業の総括と基礎実験演習IIへの展望
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
文学部心理学専攻の学生のみ履修できる。他の専攻の学生は原則履修できないが,どうしても受講したい場合には事前に担当教員に相談のこと。
心理学を専攻する学生は,必ずこの授業を履修することが求められる。
後期に開講される心理学基礎実験演習Ⅱも併せて受講すること。
実験はグループで行うこともあるため,全ての授業に出席し,他のメンバーに迷惑をかけないよう心がけること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加態度(55%)とレポート(45%)で評価し,60点以上を合格とする。授業でのディスカッションや実験に参画しなかったり,レポートを提出しなかった者を「F」とする。
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しない。
資料や文献などは授業中に紹介し,その場かあるいはTACTを通して配布する。
参考書
Reference Book
河原純一郎・坂上貴之(編著)(2010)「心理学の実験倫理「被験者」実験の現状と展望」勁草書房
蘆田宏・十河宏行「PsychoPyでつくる心理実験」朝倉書店
山田剛史(編著)(2015)「Rによる心理学研究法入門」北大路書房
西田典充「Rでらくらデータ分析入門」技術評論社
松村優哉・湯谷啓明・紀ノ定保礼・前田和寛「RユーザのためのRStudio[実践]入門 改訂第2版 技術評論社
大山正(監修) (2011) 「心理学研究法1〜6」 誠信書房
高野 陽太郎,岡 隆「心理学研究法」有斐閣アルマ
橋本貴充・荘島宏二郎「実験心理学のための統計学」誠信書房
小野寺孝義・菱村豊「文科系学生のための新統計学」ナカニシヤ書店

その他授業中に適宜紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
実験が授業時間内で終わらないことや,宿題があったりするので,時間外にも自主的に進める必要がある。また数週間に一度の割合で演習で扱った実験とそこで得られたデータに基づいて統計解析を行い,レポートを書き,それを提出してもらうので,時間をかけてその作成に取り組むこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用しない。
授業開始後二週間以内に履修取り下げを申し出た者のみ「欠席」とする。以後の履修取り下げは原則認めない。
備考
Others
この授業は個人のパソコンを用いての実習形式で行うため,予め指定したスペック以上のノートPCを持参すること。持参できない場合は事前に担当教員に相談すること。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)