授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 博物館における資料保存及びその保存・展示環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを目的とします。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this course is to gain a scientific understanding of the preservation of collections in museums and the preservation/display environment, and to acquire the knowledge to preserve museum collections in good condition. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 博物館における資料保存及びその保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを通じて、博物館資料の保存に関する基礎的能力を習得します。 |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 博物館における資料保存の意義、博物館資料の保全、博物館資料保存の理念と方法、博物館資料の保存環境、博物館資料と災害、環境保護と博物館の役割、博物館資料の保存と公開等について、以下の内容を12回の授業で講義します。
(1) 博物館資料の保全
(2) 博物館資料の状態調査・現状把握
(3) 博物館資料の修復・修理
(4) 博物館資料の梱包と輸送
(5) 博物館資料の保存環境
(6) 博物館資料保存の諸条件とその影響
(7) 生物被害・災害の防止と対策
(8) 伝統的保存方法
(9) 収蔵・展示等の保存環境
(10) 文化財の保存と活用
※日本の歴史・考古・美術系資料を主な対象としますが、欧米・アジアの博物館資料についても取り上げます。 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 秋学期木曜2限に、名古屋大学博物館教員による博物館資料保存論も開講されます。
学芸員資格取得希望者はいずれかを受講してください。 |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業の節目ごとに実施する小テスト(70%)とレポート(30%)により評価し、60点以上を合格とします。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | 担当教員がテキストを作成し配布します。教科書は使用しません。 |
|
|
参考書 Reference Book | | 全国大学博物館学講座協議会西日本部会編 『新時代の博物館学』(芙蓉書房出版、2012年) |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 博物館・美術館を博物館資料保存論の視点から自主的に見学するようにしてください。
また、文化庁博物館総合サイト(https://museum.bunka.go.jp/)にも目を通してください。 |
|
|
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | ○利用する:『履修取り下げ届』を期日までにTACTのメッセージ機能あるいはメールにより連絡した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、連絡をしない場合は成績評価が行なわれ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
|
|
備考 Others | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
|