時間割コード
Registration Code
0140007
科目名
Course Title
国語科教育法Ⅲ
担当教員
Instructor
寺井 一 ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 2時限
Spring Tue 2
対象学年
Year
3・4年、その他


授業の目的及びねらい
Goals of the Course
国語科教育法Ⅰで学習した内容を十分に踏まえて,中学校や高等学校の生徒に対する国語科の授業の展開法について実践的な理論を追究していく。具体的な教材を分析して,それをどのように授業化していけばよいか様々な方法論を考える。授業は,実習,発表,討論の方法を多用して行う予定である。【本授業は「国語科教育法Ⅰ」を履修した後に受講すること。卒業,修了年度の関係等で同時期に受講が必要な場合は,初回の授業前までに担当教員に相談してください。】
授業内容
Course Content / Plan
第1回:学習指導要領について(中学校と高等学校の比較を中心に)
第2回:伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項の取り扱い
第3回:評論文(高校)の教材研究と授業の展開のしかた
第4回:説明文(中学)の教材研究と授業の展開のしかた
第5回:随筆(中高)の教材研究と授業の展開のしかた
第6回:小説(中高)の教材研究と授業の展開のしかた
第7回:詩,短歌,俳句(中高)の教材研究と授業の展開のしかた
第8回:中学校での古文,漢文の授業方法
第9回:古文(高校)の教材研究と授業の展開のしかた
第10回:漢文(高校)の教材研究と授業の展開のしかた
第11回:「対話」と「インタビュー」の技法・指導法と授業展開
第12回:「スピーチ」の技法・指導法と授業展開
第13回:文章表現の教材研究と指導法
第14回:教材研究と様々な学問領域との結びつき
第15回:発展的な授業の作り方
以上の内容を15回の授業の中で相互に関係させながら取り扱う。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
期間中数回課す小レポート(30%)発表や討論での貢献度(40%)期末レポート(30%)

WとFの判断基準:履修取り下げ制度を採用し,履修登録修正期間後,5月末までに所定の方法により届け出た者は「W」と扱い,これ以外はA+,A,B,C,C-,F(2020年度以降入学者)あるいはS・A・B・C・F(2019年度以前入学者)のいずれかの評価とする。
教科書
Textbook
『中学校学習指導要領(平成29年3月)』文部科学省(2018年,東山書房)
『高等学校学習指導要領』文部科学省
その他授業内で適宜資料を配付する。
参考書等
Reference Book
『中学校学習指導要領(平成29年3月)解説 国語編』文部科学省(2018年,東洋館出版社)
『高等学校学習指導要領解説 国語編』文部科学省
その他授業内で適宜指示する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則的に全ての授業回について,対面で実施する。