学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0200110
科目名 【日本語】
Course Title
国際社会における教育と文化
科目名 【英語】
Course Title
Education and Culture in International Society
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUCO2023J
担当教員 【日本語】
Instructor
生澤 繁樹 ○ 伊藤 彰浩
担当教員 【英語】
Instructor
IZAWA Shigeki ○ ITOU Akihiro
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 2時限
Spring Mon 2
対象学年
Year
2年
2
コース・専攻等
Subject
専門基礎科目(全コース共通)
必修・選択
Required / Selected
選択必修Ⅱ


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
国際社会文化コースは、人間形成論、比較教育学、教育人類学、教育社会学、大学論といった領域から構成される。これらの名称からも理解できるように、哲学、国際比較、人類学、社会学、高等教育学と言った基盤的な学問をベースにしており、教育をこうしたさまざまなディシプリンから多角的・複眼的に学ぶコースである。同コースの基礎を学ぶために、アイデンティティ、人間化、学校文化、いじめ、家族、ジェンダー、大学、学費、学歴社会、帰国子女教育、多文化社会、宗教といったさまざまなテーマをオムニバス形式でとりあげ、それらの理論・実践・課題について考える基礎を学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The Course for the International Education and Culture Program is composed of various research fields concerning philosophy of education, comparative education, anthropology of education, sociology of education, and Higher education studies. These fields are based on academic disciplines including philosophy, international comparisons, anthropology, sociology, and economics, and students can think about education from many angles and multiple perspectives these disciplines provide in this course. This class covers such research topics in education as identity, humanization, school cultures, bullying, family, higher education, tuition fees, academic meritocracy, education of returnee children, multicultural society, and religion. It helps students acquire basic knowledge and consider the theory, practice, and issues of education and culture in the age of internationalization and globalization.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では,国際社会文化コースを構成する領域における現代的な課題や話題を取り上げ、同コースの学問的な基礎や考え方を学ぶ。本授業での学びを通して,哲学,国際比較,人類学,社会学,経済学の諸領域の基礎的知識を習得し,現代の変動する社会における人間・社会・文化の諸問題をみずから考察できるようになることを目標とする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
In this class, we will take up contemporary issues and topics in the areas that make up the International Social and Cultural Course, and learn the academic basics and ideas of the course.
Through the study in this class, you will acquire basic knowledge in various fields of philosophy, international comparison, anthropology, sociology, and economics, and you will be able to consider the problems of human beings, society, and culture in the changing society of today.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
詳しい内容は初回授業時に配布する。変更の可能性はあるが、予定する内容は次の通り。
【講義スケデュール】
第1回 オリエンテーション
第2回 入学者選抜と大学教育
第3回 政府が存在する根拠
第4回 グローバル化時代の言語教育
第5回 国際競争力と人材開発政策
第6回 Numeracyへの誘い
第7回 教育的「常識」への問いかけ
第8回 価値の相対化と道徳教育
第9回 映画で考えるジェンダーの視点
第10回 消費社会・市場社会のなかの学校教育
第11回 道徳教育とシティズンシップ教育
第12回 メリトクラシーと教育
第13回 大学改革と評価
第14回 日本の多文化・世界の多文化
第15回 国際教育協力の課題
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
特に条件は定めない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)1.レポート(60%)2.各回のリアクション・ペーパー(40%)(評価の基準)総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
松下晴彦・伊藤彰浩・服部美奈(編)『教育原理を組みなおす:変革の時代をこえて』名古屋大学出版会、2021年。
参考書
Reference Book
必要に応じて紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業のリアクションペーパ—の提出を求める。必要に応じてその他の課題を課すこともある。
注意事項
Notice for Students
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面を原則とするが、感染症の状況によっては遠隔(オンデマンド型)を併用する。 遠隔授業は TACTないしはzoomで⾏う。
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイトで案内する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
・教員への質問は、TACT やzoomの機能「メッセ ージ」等やEメールにより⾏う。
・授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、zoomやTACTなどを用いて行う。