学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0230270
科目名 【日本語】
Course Title
大学論講義Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Higher Education I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUED3353J
担当教員 【日本語】
Instructor
丸山 和昭 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MARUYAMA Kazuaki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 2時限
Fall Fri 2
対象学年
Year
3年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(国際社会文化コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本授業では、大学論に関する基礎的な知識の習得と、今日の大学が抱える問題についての省察と探究に取り組む。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this class, students will acquire basic knowledge of university studies and engage in reflection and exploration of the issues facing universities today.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、次の能力を身につけることを目標とする。

・大学論に関する重要概念について、自ら適切に説明することができる。

・今日の大学が抱える問題について、自分とは異なる立場からの見解も踏まえた上で、自らの考えを深め、その成果を説明することができる。

・今日の大学が抱える問題について、授業で得た知識と、授業内での議論を踏まえた上で、より発展的な探究課題を各人が設定することができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goal of this course is to develop the following abilities.

To be able to explain important concepts related to university studies by oneself in an appropriate manner.

To be able to deepen one's own ideas about the problems facing universities today, taking into account views from different perspectives, and to be able to explain the results of one's own thinking.

To be able to set more advanced research questions about the problems facing universities today, based on the knowledge gained in class and the in-class discussions.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
以下のトピックは変更の可能性がある。詳細は第1回目の講義時に説明する。

・イントロダクション(大学論の射程)
・大学の歴史
・現代の大学
・大学入試の諸問題
・大卒就職の諸問題
・大学教育の諸問題
・大学制度の諸問題
・大学政策の諸問題
・大学経営の諸問題
・大学教員の世界
・大学職員の世界
・グローバリゼーションのなかの大学
・学問の自由を考える
・まとめ(探究課題を考える)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業での議論への参加(40%)、授業でのワークシートの提出(40%)、最終レポートの提出(20%)の達成状況に基づいて総合的に評価する。なお、履修取り下げの申し出がなく、定められた課題の達成状況が6割に満たない場合は「F」とする。履修取り下げを希望する場合は必ず担当教員の許可を得ること。
教科書・テキスト
Textbook
橋本鉱市・阿曽沼明裕編、2021年『よくわかる高等教育論』ミネルヴァ書房
参考書
Reference Book
広田照幸、2019年『大学論を組み替える』名古屋大学出版会

※この他の参考書は、授業の中で紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習・復習が、課外学習として必要になる。また、日頃より、大学に関する文献やニュース等に関心を持ち、授業内容と関連させ、考察する習慣をつけることが望ましい。詳細な内容は授業の際に提示する。
注意事項
Notice for Students
グループ・ディスカッションや、グループ・ワークを予定しているので、これらに対応できるよう出席を重視する。受講者間での議論の内容は、お互いにとっても貴重な学習資源である。大学での学習のルールを尊重し、共に学びあう雰囲気に貢献する姿勢を意識して、各回の授業に参加してもらえると大変嬉しい。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
3年生以上可。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則、対面での開講を予定しているが、状況によって遠隔(同時双方向型)に変更する場合もある。連絡、質問対応、資料共有はTACTを用いて行う。詳細は授業の際に説明する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)