学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0250110
科目名 【日本語】
Course Title
学習行動学講義Ⅰ(教育・学校心理学)
科目名 【英語】
Course Title
Learning and Memory I (Educational and School Psychology)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUPS3431J
担当教員 【日本語】
Instructor
中谷 素之 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NAKAYA Motoyuki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 1時限
Fall Thu 1
対象学年
Year
2年
2
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(社会心理行動コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修Ⅱ


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
・人間の発達と教育における動機づけの諸理論について学び、動機づけ心理学の専門知識を身につけること、そして社会の諸問題に対する心理学的な理解・研究法の考え方を修得することを目的とする。
・意欲、すなわち動機づけの問題は、学習や発達、そして適応を考える上で非常に重要な意味をもつ。動機づけとはいかに形成され、促されるのか。またどのような場面、状況で動機づけは低下するのか。欲求階層論、原因帰属理論、達成目標理論などの動機づけに関わる諸理論を概観しながら検討してゆく。授業の各トピックについて、教育現場における意欲と対人関係、そして適応をめぐって、心理学的にどのように理解するか、そしてそれらの課題をどう支援すればよいかについて議論し、学んでゆく。本授業を通して、動機づけ理論の視点から、われわれの日常的経験を捉え直すこと、そして今後の社会における重要な動機づけ関連概念について議論する力を身につけることを目指す。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with psychology of learning and motivation in educational and developmental fields. The aim of this course is to help students acquire fundamental knowledge and applied research skills to understand theoretical and academic findings of learning and motivational psychology. It also enhances the development of students’ interest in learning and motivational phenomenon relating to education, human development, and human society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・教育心理学における動機づけ研究の基礎とその展開に関する専門知識を修得することができる。
・動機づけ理論に基づいて、現代社会の諸問題について理解を深め、その解決の方策について議論することができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
主な授業内容は以下の通りである(各項は授業内容であり、授業の回数とは一致していない)

Ⅰ 動機づけ理論の基礎
 1. 動機づけとは
 2. 動機と情動
 3. 動機づけの原因帰属理論

Ⅱ 人間関係と動機づけ
 1. 動機づけの内在化
 2. 社会的動機づけの過程
 3. 教師と生徒の人間関係

Ⅲ 動機づけとライフコース
 1. 発達段階と動機づけ
 2. 困難状況における動機づけ
 3.自己実現における動機づけの役割
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
心理学の基礎的知識を理解していることが望ましい
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・評価方法:
 平常点(小レポートなどによる授業関与度:70%)・
 最終レポート課題(30%)
・評価基準:動機づけ研究の基礎とその展開に関する専門知識を習得していること
        動機づけ理論に基づき現代社会の諸問題について理解しその解決について議論できること
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しない
参考書
Reference Book
鹿毛雅治 2021 モチベーションの心理学 「やる気」と「意欲」のメカニズム 中公新書
中谷素之・伊藤崇達編著 2013 ピア・ラーニング 学びあいの心理学 金子書房
森敏昭・秋田喜代美編 2006 教育心理学キーワード 有斐閣 その他、授業内で適宜紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
・授業で示す各種の資料を精読し理解しておくこと
・参考図書や関連文献に自らあたり、問題意識をもつこと
注意事項
Notice for Students
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
3年生以上可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対⾯授業を基本とし、一部遠隔授業(同時双方向型、Zoom)の併⽤を予定。いずれも授業に関する連絡事項はTACTサイトを使用する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)