学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0300120
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
行政法Ⅲ(行政領域法)
科目名 【英語】
Course Title
Administrative Law Ⅲ
担当教員 【日本語】
Instructor
矢島 聖也 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YAJIMA Seiya ○
単位数
Credits
4
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
春 月曜日 4時限
Spring Mon 3
Spring Mon 4
対象学年
Year
4年
4
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
行政法1および2の講義を受講していることを前提にして、様々な行政領域において、行政法の基本原理や基本制度がどのように多様に展開しているのかを学ぶ。「行政領域」とは警察や土地などの主要な行政領域のことであるが、行政法1および2では詳しく述べることができない行政組織法、公務員法および行政情報法も含まれる。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Based on the Administrative Law Ⅰ and Ⅱ study, attendants will learn how the principles and systems of administrative law are developed in various administrative areas. “Administrative areas” refers to major administrative areas such as police and land, but also includes administrative organization law, civil servant law and information law which cannot be described in detail in Administrative Law Ⅰ and Ⅱ.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
行政法の専門的基礎知識を具体例に即して応用することにより、行政法一般と個別法とを総合する思考力と具体例に即して的確に決定する能力の獲得を目標とする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
By applying the specialized basic knowledge of administrative law according to specific examples, the goal is to acquire the ability to think comprehensively of general administrative law and individual law and the ability to make accurate decisions according to specific examples.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ

1
現代社会と行政組織・公務員
1 現代行政の特徴 2 行政と憲法 3 行政法の概念 4 行政組織の存在理由 5 公務員制度の存在理由 6 行政情報(公文書)の存在理由

2
行政法の基本原理
1 法治主義と民主主義 2 行政組織法定主義 3 公務員の全体の奉仕者性 4 行政情報(公文書)の適正な管理

3
行政体と行政機関
1 行政体の概念 2 行政機関の概念 3 行政(体・機関)と行政(体・機関)との関係

4
公務員法
1 憲法と公務員 2 公務員の定義 3 公務員の種類 4 勤務条件法定主義 5 服務

5
行政情報法
1 行政情報の管理 2 個人情報保護 3 情報公開
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
行政法ⅠおよびⅡを履修したことが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
評価の方法:平常点(50%)とレポート(50%)とを総合的に判断する。
評価の基準:総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
初回の授業時に受講生と相談して決める。
参考書
Reference Book
市橋克哉ほか『アクチュアル行政法【第3版補訂版】』(法律文化社、2022年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の授業前後に配布レジュメ及びこれに対応する教科書の指定箇所(レジュメ中に記載)、並びに副教材があればその指定箇所を読み、各自で予習・復習を進めること。
なお、受講者数によっては、テーマを定めて受講者に調査・報告を求めることがあるため、その場合には、各自で報告の準備を進めることが求められる。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)