学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0402220
科目区分
Course Category
科目名 【日本語】
Course Title
経済学史特論
科目名 【英語】
Course Title
[Remote]Advanced Course of History of Economic Theories
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
鍋島 直樹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NABESHIMA Naoki ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
3年
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 5時限
Spring Tue 5
対象学年(非表示)
Year
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
20世紀最大の経済学者であるジョン・メイナード・ケインズの生涯と著作について総体的に考察する。これを通じて、経済学史の応用能力を養うことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims to enhance the applicable ability in the history of economic theories by learning the life and works of John Maynard Keynes.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
ケインズの思想と理論を総体的に理解することを通じて、経済学史の応用能力を習得する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. 序論
2. 倫理――ケインズのビジョンの源泉(1)
3. 倫理――ケインズのビジョンの源泉(2)
4. 知識――不確実性、確率、モラル・サイエンス(1)
5. 知識――不確実性、確率、モラル・サイエンス(2)
6. 政治――自由主義と社会主義を超えて
7. 戦争と平和――ボーア戦争からヴェルサイユまで
8. 貨幣――経済的原動力にして社会的病理(1)
9. 貨幣――経済的原動力にして社会的病理(2)
10. 労働――失業との闘い(1)
11. 労働――失業との闘い(2)
12. 金――人類に奉仕する国際通貨体制
13. 芸術――芸術の理論家・消費者・後援者
14. 結論――ケインズからケインズ主義へ
15. まとめと評価
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
経済理論および経済学史について、学部レベルの知識を習得していることを前提とする。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
報告(50%)、試験(50%)で評価する。それぞれについてC⁻評定以上を合格要件とする。ケインズの思想と理論について正確に理解したうえで、それを適切に説明できることを合格の基準とする。履修取り下げ制度を適用しないので、試験を受験しない者は「欠席」となる。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
ジル・ドスタレール『ケインズの闘い――哲学・政治・経済学・芸術』(藤原書店、2008年)を教科書として使用する。開講時までに各自で入手しておくこと。参考文献については講義中に指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
輪読形式で授業を進めるので、報告者は担当箇所のレジュメを作成する。また、毎回の授業後に教科書やその他の参考文献を読み、知識や理解をさらに深めるよう努めること。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目(原則として対面のみ)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour
質問には授業後に教室で対応する。