学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0402130
科目区分
Course Category
科目名 【日本語】
Course Title
社会思想史
科目名 【英語】
Course Title
History of Social Thoughts
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
松波 京子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MATSUNAMI Kyoko ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
3年
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 4時限
Fall Mon 4
対象学年(非表示)
Year
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義は、“社会とはどうあるべきか”という問いに対して、イギリスを中心とした西欧の思想家がどのように考え、時々の社会問題についていかに主張したのかについて理解し、“社会とはどうあるべきか”という考えが、自由の問題や公共福祉政策に対していかに関与してきたのかを理解することを目指す。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This class deals with the history of Western social thought with a focus on Britain. The purpose is to understand how thinkers recognized "what society ought to be" and how they argued for the social issues of the time. The purpose is also to understand how their ideas influenced freedom and public welfare policy.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本講義では以下を到達目標とする。
1) 社会思想史の基礎的な知識を説明できる。
2) 講義で取り上げた思想家たちの考えや主張について、社会思想史的な概念や語句を用いて説明できる。
3) 自らの考える「社会はどうあるべきか」について、上記の知識を踏まえた上で主張することができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
<社会思想史>
1. イントロダクション
2. 社会思想史とは:“社会とはなにか”について考えてみる
3. 社会思想と歴史的経緯:イギリス史近現代史を中心に
4. ホッブズ:古典的「社会契約」1
5. ロック:古典的「社会契約」2
6. 啓蒙思想:文明社会論
7. J. J. ルソー:文明批判
8. A.スミス:経済学の成立
9. 哲学的急進主義:保守と改革
10. J. S. ミル:功利主義
11. ケインズ:「全体主義」批判の社会思想
12. 現代リベラリズム:「自由」と「公共」
13. グループ討論:「自由」と「公共」について考える
14. 出版物の歴史とその影響:思想家たちの出版活動
15. 総括・講義内試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
高校レベルの世界史に関する知識を持つことが望ましいが、未履修でも受講可能。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
本講義は出席(受講)回数を満たし、講義内で課す小レポートを提出し、かつ講義内試験を受験した学生を評価対象とする。従って、出席(受講)回数を満たさない場合は、評価対象とならないので注意すること。
評価方法は、講義毎の小レポート提出及び授業参加度50%、講義内試験50%とし、、その合計についてC評定以上を合格要件とする。
講義毎の小レポート提出及び授業参加度については、講義の内容を理解しているか、また毎回の課題に対して自らの考えを主張できるのかについて評価する。
講義内試験では本講義で紹介した思想家に関する基礎的知識を踏まえた上で、自らの考えを論理的に展開できていることを重視する。
なお、履修取り下げ制度を適用しない。出席(受講)不足、課題等が提出されないなどの場合は成績評価を「W」とする。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
テキストは特に指定しない。講義毎にレジュメを配布する。参考文献は講義中に紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回、配布するレジュメを必ず復習すること。分からなかった箇所などは自身で理解を深めること。また講義毎に小レポートの提出を必須とする。
注意事項
Notice for Students
受講に際しての注意事項を初回講義で説明するので、できる限りの受講が望ましい。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目
※原則として対面方式で実施。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
都合により数回オンライン(もしくはオンデマンド)授業の予定。実施日等、詳細は講義中に説明します。
  
質問への対応方法
Office hour
できる限り授業前後の講義室で問い合わせること。
メールで問い合わせる場合は、メールのタイトルに要件を、メールの本文に所属・学籍番号・氏名を必ず記載すること。この記載がないメールは迷惑メールと判断し、返信しません。