学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0408000
科目区分
Course Category
経済学科・経営学科関連専門科目
科目名 【日本語】
Course Title
実学概論基礎B
科目名 【英語】
Course Title
Special Studies (Introduction to Practical Study for Future Society B)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
園田 正 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SONODA Tadashi ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
大学院経済学研究科
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
Graduate School of Economics
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
3年
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 5時限
Fall Thu 5
対象学年(非表示)
Year
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
少資源国の我が国にとって, エネルギー問題は日本社会全体に関わる最重要課題の1つである。我が国にとって今後重要な電源候補である火力・原子力・再生可能エネルギー・核融合を考えても, 単に工学的な技術開発だけでなく環境学・経済学・法学・社会学・哲学など様々な学術分野が大きく関わっている。したがって, これからは, エネルギーの川上から川下まで一気通貫した超学際教育による人材育成が必要不可欠となる。本講義では、様々な分野において第一線で活躍されている学内・学外講師による多様な講義とグループワークを通じて, エネルギー学・環境学・経済学・法学・社会学・哲学に関する俯瞰的・複眼的な知識を得ると同時に, 2030年目標であるSDGsの視点を踏まえて, 2050年のエネルギー・社会問題を見通せる眼力と問題抽出・解決能力の基礎スキルを獲得することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Since Japan is a resource-poor country, the energy problem is one of the most important issues related to the whole of Japanese society. When considering thermal, nuclear, renewable, and nuclear fusion energy as important power source candidates for Japan’s future needs, development in technology as well as the involvement of academic fields such as environmental studies, economics, law, sociology, and philosophy are, needless to say, but integral.
Therefore, it will be indispensable to develop human resources through transdisciplinary education, so we can more fully understand the influence of both the production and the consequence of Japan’s energy choices for today and in the future.
The purpose of this course is to acquire general, but multi-faceted knowledge of energy, environmental science, economics, law, sociology, and philosophy through lectures and group work by on-campus and off-campus instructors who are active on the front lines of their respective fields and to acquire basic skills of ability to extract and solve energy and social problems in 2050 from the prospective of SDGs-2030.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
●エネルギー学・環境学・経済学・法学・社会学・哲学に関する俯瞰的・複眼的な知識を得る。
●グループワークを通じて, 司会進行・取りまとめ・プレゼンのスキルを習得する。
●2030年達成目標としたSDGsの視点から自分が解決したい2050年のエネルギー・社会で想定される問題を抽出し, 解決に向けての自分の考えを提言することができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第 1回(10月3日16:30–18:00@ES033講義室):ガイダンス

第 2− 3回(10月10, 17日16:30–18:00@ES033講義室)
講師:浦田真由 (情報学研究科・准教授)
授業題目:「ICTを活用した社会システムデザイン」

第 4− 5回(10月24, 31日16:30–18:00@ES033講義室)
講師:牧 敦(日立基礎研究所・主管研究員)
授業題目:「脳科学〜心に響くデザイン〜」

第 6− 7回(11月7, 14日16:30–18:00@ES033講義室)
講師:白井 均(元日立総合計画研究所・社長)
授業題目:「地政学・地経学・技術地政学・環境地政学」

第 8− 9回(11月21, 28日16:30–18:00@ES033講義室)
講師:谷口恭彦(富士フイルムヘルスケア・社長付)
授業題目:「ヘルケアという社会課題」

第10−11回(12月5, 12日16:30–18:00@ES033講義室)
講師:岡田 猛(東京大学・教授)
授業題目:「デザイン思考からアート思考へ」

第12回(12月19日16:30–18:00@ES033講義室)
講師:池上浩一(野村ホールディングス フィナンシャル・ウエルビーイング室SCO)
授業題目:「グローバル化する世界と資本市場の果たす役割」

第13–16回(12月26日, 1月16, 23, 30日16:30–18:00@ES033講義室)
受講者各自発表(プレゼン10分+質疑応答5分)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
●オリエンテーションに必ず参加し、SDPsの趣旨と導入科目であることを理解した上で, 受講すること。
●自然科学・社会科学との超学際領域に興味を持って積極的に参画できること。
●定員30名を超える場合は選考する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
成績評価は合格、不合格により行なう。評価基準は主に次の2点に基づき総合的に評価する。
①各講師から出される課題について想定される異分野の学生との知識の共有、意見交換など積極的にグループワークへに取り組んでいるか。
②授業の目的に沿った 課題発表、レポート作成を行っているか。
なお,履修取り下げ制度は採用しない。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
各講師がテーマに応じて資料を配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各講師がテーマに応じ、課外学習についての具体的な指示を行う。
注意事項
Notice for Students
毎回の出席とグループワークの積極的参画(司会・発表・発言)に努めること。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業科目(原則として対面のみ)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
質問への対応方法
Office hour
講義終了後またはメールで対応する。