学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate		理学部
時間割コード
Registration Code		0628610
科目区分
Course Category		専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名　【日本語】
Course Title		電磁気学
科目名　【英語】
Course Title		Electricity and Magnetism
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員　【日本語】
Instructor		金田 英宏 ○
担当教員　【英語】
Instructor		KANEDA Hidehiro ○
単位数
Credits		2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period		秋 火曜日 ２時限
Fall Tue 2
授業形態
Course style		講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
物理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
必修


授業の目的　【日本語】
Goals of the Course(JPN)
電磁気学I/IIでは、電磁気学の基礎方程式であるMaxwell方程式を導いた。本講義ではMaxwell方程式を出発点にして、物質中の静電場・静磁場、電磁波の振舞いについての基礎物理を学習する。
授業の目的　【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire knowledge on the electric and magnetic fields in materials and the behavior of the electro-magnetic waves based on the Maxwell equations.
到達目標　【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
電磁気の基本法則をもとに、物質中の電磁気現象と電磁波特性に関する基礎物理が理解できる。広い視野と深い思考力で、これらに関わる身の回りの物理現象（例えば、光の反射、吸収、屈折など）を説明できるようになる。
到達目標　【英語】
Objectives of the Course
Students can acquire the fundamental knowledge to explain electromagnetic phenomena in materials and properties of the electromagnetic wave (e.g., optical reflection, absorption, refraction).
授業の内容や構成
Course Content / Plan
１．真空中の電磁場（復習）　
２．物質中の電場（２－１．導体と電場、２－２．誘電体と電場、２－３．静電場の境界条件、２－４．誘電体の電気エネルギー）　
３．物質中の磁場（３－１．磁荷と電流、３－２．磁性体と磁場、３－３．静磁場の境界条件、３－４．磁性体の磁気エネルギー）　
４．物質と変動電磁場（４－１．誘電体中の振動電場、４－２．Maxwell方程式と電磁ポテンシャル、４－３．電磁波の放射・伝搬、４－４．導体・プラズマと電磁波、４－５．誘電応答とKramers-Kronig関係式）
履修条件
Course Prerequisites
特になし。This course will be given in Japanese.
関連する科目
Related Courses
電磁気学I、II、電磁気学Ⅱ演習、電磁気学演習
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
期末試験および小課題（講義の各回で提示）を合わせた成績により評価する。合格基準は60点以上。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
「履修取り下げ届」が提出された場合は「欠席（2020年度以降入学生は『W』）」、それ以外はFとする。
参考書
Reference Book
砂川重信：「理論電磁気学」　（紀伊国屋書店）
牧島一夫：「目からウロコの物理学１」（東京大学出版会）
教科書・テキスト
Textbook
長岡洋介：物理入門コース４　「電磁気学II」　（岩波書店）、
中山正敏：岩波基礎物理シリーズ４「物質の電磁気学」　（岩波書店）
課外学習等（授業時間外学習の指示）
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
時間外に復習し、必要に応じて参考書などを調べて授業内容を十分理解すること。各回に小課題を出すので、答えを導出して提出すること。次回の授業内容の要点を伝えるので、予習を行うこと。
注意事項
Notice for Students
真空中のMaxwell方程式を充分に理解していることを前提に講義を始めますので、復習しておいてください。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
可
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
-
レベル
Level
-
キーワード
Keyword
電場の強さEと電束密度D。磁場の強さHと磁束密度B。光の放射、反射、屈折、散乱・吸収。複素誘電率。
履修の際のアドバイス
Advice
期末試験はノート持ち込み可としますので、講義ノートはしっかりと作って、分からないことがあったら質問してください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本は対面で、必要に応じてzoomを併用します。TACTの授業サイトで案内します。
遠隔授業（オンデマンド型）で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
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