学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0642700
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
分析化学Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Analytical Chemistry I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
田中 健太郎 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TANAKA Kentaro ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 2時限
Spring Wed 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
化学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
物質科学は、物質の定性・定量的評価の基礎の上に成り立っている。分析化学I・Ⅱは、両講義を通して、選択的な反応、溶液内や相間の平衡論を基に、化学物質を定量的に取り扱うための理論の学習を目的とする。本講義を通して、幅広い物質科学を学ぶ上での基礎的な知識と深い考察力を養う。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Analytical Chemistry I aims to learn basics concepts of quantitative analyses of chemical substances based on chemical reactions and thermodynamic equilibrium.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
この授業では、受講者が授業終了時に、以下の知識を身につけていることを目標とする。
1 化学平衡の概念を理解する。
2 酸塩基平衡、錯生成平衡、沈澱平衡、溶液間平衡、吸着平衡の概念を理解する。
3 上記の概念を利用した定量分析についての知識を身につける。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goal of the course is to understand basics concepts and to obtain knowledge about following topics.
1 Chemical equilibrium
2 Acid-base, complex formation, precipitation, extraction, and absorption equilibrium
3 Qualitative and quantitative analyses with the concepts
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 定性分析と定量分析
2 溶液内化学平衡
  溶液と濃度/化学平衡と平衡定数/活量と活量係数
3 酸塩基平衡と中和滴定
  酸と塩基の概念/酸および塩基の強さ/酸塩基平衡/中和滴定/pH緩衝液
4 錯形成平衡とキレート滴定
  錯形成反応と金属錯体/錯形成平衡の定量的取り扱い/キレート滴定
5 沈殿生成平衡
  溶解度積/沈殿平衡/重量分析/沈殿滴定
6 溶媒抽出
  分配と分配係数/抽出平衡/キレート抽出/協同効果/抽出分離の方法
7 クロマトグラフィー
  クロマトグラフィーの種類と原理/段理論と速度論/分離度

授業中に出す課題に取り組み、提出すること。
履修条件
Course Prerequisites
履修条件は要さない。
This Course will be taught in Japanese.
関連する科目
Related Courses
分析化学Ⅱ、無機化学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
分析化学実験
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
各授業ごとに出す、授業の理解度を測る課題と、目標に掲げた各項目を統合した知識の獲得と理解を測る中間試験及び期末試験の結果をもとに総合的に評価する。成績評価における割合は、課題を20%、中間試験及び期末試験をそれぞれ40%とする。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
履修取り下げが許可された場合には欠席とし、それ以外で評価の合計が60%に達さない場合は不可とする。
参考書
Reference Book
Gary D. Christian, Purnendu K. Dasgupta, Kevin A. Schug
"Analytical Chemistry, 7th Edition" , Wiley (ISBN: 978-0-470-88757-8)
教科書・テキスト
Textbook
舟橋重信
「定量分析 -基礎と応用-」、朝倉書店 (ISBN: 978-4254140644)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
・各回の授業前に講義資料を配付するので、予習をした上で授業に臨むこと。
・各回の授業において示す課題についてレポートを提出すること。
注意事項
Notice for Students
特になし。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
条件は要さない
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面、もしくはオンラインでリアルタイムのインタラクティブな講義を行う。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)