授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 地球・惑星を対象とする現象を理解するには観測・理論・実験を有機的に結合させる必要がある。実験実施上の注意点やデータの取扱法について学んだ後、野外等での地震観測や測地観測、実験室内での物性測定を行い、自らの手でデータを取得する。さらに、得られたデータを処理し、地球・惑星を対象とする現象の理解や理論と実験結果との比較検討のための基礎的な知識・計算および深い洞察に基づいた論理的問題解決能力を培う。
0)実験の心構え,誤差論,回帰分析
1)地震観測と自然地震の震源決定の方法、人工地震および電気による地下構造探査の方法、データの処理法を習得する。
2)GPS観測、重力測定の方法および測定データの処理法、評価法を習得する。
3)固体・流体物性についての計測手法や地球流体力学の基礎を学び、それぞれの基礎物性を理解する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Unifying observation, theory, and experiment is fundamental to understand various phenomena in the Earth and planets based on following contents.
0) Cautionary points in conducting experiments and data treatment methodology including error theory and regression analysis.
1) Acquiring data by themselves through seismic, electric and geodetic observations and laboratory experiments.
2) Analyses of the acquired data and interpretation of the data and analyzed result to understand phenomena in the Earth and planets. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN)) | | 実験や観測によるデータを取得する上での注意点と取扱法について理解できるようになる。実験機器や観測機材を用いて実際のデータを取得できるようになる。取得したデータの解析を行えるようになる。データの解析結果の解釈を論理的に行えるようになる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | Students will be able to 1) understand the methods and precautions for acquiring data from experiments and observations, 2) acquire actual data using equipment for experiments and observations, and 3) analyze the acquired data and interpret the data analysis results logically. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 0)物理実験学
・安全衛生,倫理,レポートの書き方
・データ処理,誤差,回帰分析
1)地震観測・測地観測
・地震計設置と自然地震の震源決定
・キャンパス内でのGPS観測,重力測定
・観測データの解析と考察
2)地下構造探査
・模型を用いた地震探査、電気探査実験
・屋外での人工地震探査、電気探査による地下構造の推定
3)時系列データの取得・流体実験
・Arduinoを用いた計測
・熱電対・熱拡散率の測定
・回転水槽実験
・2重拡散対流・エクマン層
毎回の講義・実験においてレポートを課す。
配布される資料およびレポートに基づいて予習と復習を行うこと。 |
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履修条件 Course Prerequisites | | 学生教育研究災害障害保険に加入していることが望ましい。未加入者は担当教員に事前に連絡すること。 |
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関連する科目 Related Courses | | 地球惑星観測論(3年秋学期)
地球惑星物理学概論(2年春学期)
地球ダイナミクス(2年秋学期)
地震学(3年秋学期) |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 受講態度を含めた出席状況およびレポートの評価によって各課題で総合的に判断し、成績は各課題の平均とする。レポートにおいて、それぞれの実験内容を理解し適切に説明できていること、結果について考察ができていることを合格の基準とする。 |
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不可(F)と欠席(W)の基準 Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades | | 3回以上欠席した場合には不可(F)とする。出席してレポートを提出しても基準を満たさない場合も不可(F)とする。 |
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参考書 Reference Book | | 吉澤康和(1989)新しい誤差論 実験データ解析法 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 配布される資料およびレポートに基づいて予習と復習を行うこと。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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他学科聴講の可否 Propriety of Other department student's attendance | | |
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他学科聴講の条件 Conditions for Other department student's attendance | | |
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レベル Level | | |
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キーワード Keyword | | |
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履修の際のアドバイス Advice | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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