学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0666120
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
地球惑星物理学実験法及び実験Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Geophysics and Planetary Physics Experiments I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
須藤 健悟 ○ 並木 敦子 山中 佳子 市原 寛 前田 裕太 寺川 寿子 田所 敬一 相木 秀則 鷺谷 威 伊藤 武男 渡辺 俊樹
担当教員 【英語】
Instructor
SUDOH Kengo ○ NAMIKI Atsuko YAMANAKA Yoshiko ICHIHARA Hiroshi MAEDA Yuta TERAKAWA Toshiko TADOKORO Keiichi AIKI Hidenori SAGIYA Takeshi ITO Takeo WATANABE Toshiki
単位数
Credits
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 2時限
秋 火曜日 3時限
秋 火曜日 4時限
Fall Tue 2
Fall Tue 3
Fall Tue 4
授業形態
Course style
講義及び実験
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
地球・惑星を対象とする現象を理解するには観測・理論・実験を有機的に結合させる必要がある。実験実施上の注意点やデータの取扱法について学んだ後、野外等での地震観測や測地観測、実験室内での物性測定を行い、自らの手でデータを取得する。さらに、得られたデータを処理し、地球・惑星を対象とする現象の理解や理論と実験結果との比較検討のための基礎的な知識・計算および深い洞察に基づいた論理的問題解決能力を培う。
0)実験の心構え,誤差論,回帰分析
1)地震観測と自然地震の震源決定の方法、人工地震および電気による地下構造探査の方法、データの処理法を習得する。
2)GPS観測、重力測定の方法および測定データの処理法、評価法を習得する。
3)固体・流体物性についての計測手法や地球流体力学の基礎を学び、それぞれの基礎物性を理解する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Unifying observation, theory, and experiment is fundamental to understand various phenomena in the Earth and planets based on following contents.
0) Cautionary points in conducting experiments and data treatment methodology including error theory and regression analysis.
1) Acquiring data by themselves through seismic, electric and geodetic observations and laboratory experiments.
2) Analyses of the acquired data and interpretation of the data and analyzed result to understand phenomena in the Earth and planets.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
実験や観測によるデータを取得する上での注意点と取扱法について理解できるようになる。実験機器や観測機材を用いて実際のデータを取得できるようになる。取得したデータの解析を行えるようになる。データの解析結果の解釈を論理的に行えるようになる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Students will be able to 1) understand the methods and precautions for acquiring data from experiments and observations, 2) acquire actual data using equipment for experiments and observations, and 3) analyze the acquired data and interpret the data analysis results logically.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
0)物理実験学
 ・安全衛生,倫理,レポートの書き方
 ・データ処理,誤差,回帰分析
1)地震観測・測地観測
 ・地震計設置と自然地震の震源決定
 ・キャンパス内でのGPS観測,重力測定
 ・観測データの解析と考察
2)地下構造探査
・模型を用いた地震探査、電気探査実験
・屋外での人工地震探査、電気探査による地下構造の推定
3)時系列データの取得・流体実験
 ・Arduinoを用いた計測
 ・熱電対・熱拡散率の測定
 ・回転水槽実験
 ・2重拡散対流・エクマン層

毎回の講義・実験においてレポートを課す。
配布される資料およびレポートに基づいて予習と復習を行うこと。
履修条件
Course Prerequisites
学生教育研究災害障害保険に加入していることが望ましい。未加入者は担当教員に事前に連絡すること。
関連する科目
Related Courses
地球惑星観測論(3年秋学期)
地球惑星物理学概論(2年春学期)
地球ダイナミクス(2年秋学期)
地震学(3年秋学期)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
受講態度を含めた出席状況およびレポートの評価によって各課題で総合的に判断し、成績は各課題の平均とする。レポートにおいて、それぞれの実験内容を理解し適切に説明できていること、結果について考察ができていることを合格の基準とする。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
3回以上欠席した場合には不可(F)とする。出席してレポートを提出しても基準を満たさない場合も不可(F)とする。
参考書
Reference Book
吉澤康和(1989)新しい誤差論 実験データ解析法
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しないが、適宜資料を配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
配布される資料およびレポートに基づいて予習と復習を行うこと。
注意事項
Notice for Students
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
不可
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)