学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0666300
科目区分
Course Category
専門基礎科目
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
堆積地質学
科目名 【英語】
Course Title
Sedimentary Geology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
吉田 英一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YOSHIDA Hidekazu ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 2時限
Spring Tue 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
地球表層に広く分布する堆積岩は、その成因から堆積場の状態や環境についての多くの情報を包含した岩石と言える。講議では、これらの堆積岩の成因や種類、そこから引き出すことのできる情報とその研究方法や、実際の岩石サンプル等を交えながら、堆積メカニズムと堆積岩に関する基本的な知識を修得することを目的に講述する。また最近の堆積岩研究に関する情報やその応用方法などについても、適宜、論文紹介等を通して提供していく予定である。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
On Earth, various kinds of sedimentary rocks are forming under the different depositional environments. In this course, formation processes of the sedimentary rocks, kinds of sedimentary rocks as well as what we can learn from the rocks are lectured.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
本コースでは、地球科学の基礎としての岩石や鉱物の種類、成り立ちなども含めて講義し、標本資料なども多用する予定である。したがって、受講することで、高次学年で習得すべき地球科学の基礎を習得することができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
This lecture is one of the basis of Geology. Students who have this lecture will cover the basis of minerals, rocks and the process carrying on the earths surface. In particular, detailed process concerning the sedimentary rocks and relevant structure developed in sedimentary rocks are lectured.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1.イントロダクション
2.堆積地質学とは?
3.堆積物(砕屑物)の循環と堆積サイクル
4.堆積物の特徴と分類
5.堆積岩の種類と形成メカニズム
6.堆積岩の種類と分類(砂岩)
7.堆積岩の種類と分類(泥岩・礫岩)
8.堆積岩の種類と分類(チャートと石灰岩)
9.堆積岩の種類と分類(蒸発岩)
10.堆積岩の種類と分類 (火山性堆積物による堆積岩)
11.堆積岩と堆積構造
12.積層と層序
13.堆積岩に見る日本の地質とその特徴
14.堆積地質学の応用と今後の課題
15.試験

配布した資料での次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
履修条件
Course Prerequisites
履修要件は要さない。
関連する科目
Related Courses
地球科学に関する全般科目。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
A~F の評定は期末試験の素点に基づいて行う。60点以上を合格とする。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
試験によって60点以下の場合は不可(F)とする。試験を受けなかったものは欠席(W)とする。
参考書
Reference Book
適宜授業中に参考書等を紹介する。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は指定しないが、毎回の授業で講義資料を配付する。また関連する資料、論文などを紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
名大博物館の展示標本、資料などでの自己学習を推奨する。
注意事項
Notice for Students
特になし。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
できれば地学用語や岩石名などの基礎を理解できることが望ましい。
レベル
Level
キーワード
Keyword
堆積物、堆積岩、水ー岩石反応、鉱物、化石
履修の際のアドバイス
Advice
できるだけ図解で説明する予定であり、習得したことのイメージができるようになることがポイント。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業を基本とするが、今後のコロナ感染拡大の際は、NUCTによるオンライン授業とする場合もある。その際は、NUCTで事前に周知する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業を行う場合は、講義予定内容をNUCTで配信し、受講内容の理解に関してのレポート提出を課する予定である。