学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0661310
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
数値解析法及び演習
科目名 【英語】
Course Title
Numerical Analysis and Exercises
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
城野 信一 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SIRONO Sin-iti ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
秋 木曜日 4時限
Fall Thu 3
Fall Thu 4
授業形態
Course style
講義及び演習
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
コンピュータを用いた数値解析は,地球惑星科学においても重要度が増しています.この授業では,まったくプログラムを組んだことがないという前提に,科学計算で標準的に用いられているFORTRAN言語を学びます.この授業で毎回行う課題を通じて,プログラムが自由に書けるようになると同時に,計算機環境として標準的であるUNIXシステムに慣れ,エディタの操作ができるようになります.また,プログラミングを通じて地球惑星科学を学ぶ上で必要な論理的思考力,応用力,問題解決力が身につきます.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Learning techniques of numerical analysis and applying them to problems in Earth and Planetary Sciences. Through solving typical problems, you will be able to make programs solely by yourself.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
プログラミング言語FORTRANを用いて,地球惑星科学で遭遇する問題を数値的に解く技術を身につけます.前半では基礎的な文法,後半では具体的な問題に応用します.以下の問題が解けるようになることが目標です.

1:数値積分
2:常微分方程式
3:ランダムウォーク
4:最小二乗法
5:ライフゲーム
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
You are expected to be able to solve the following problems:

1: Integration of a function
2 Differential equation
3: Making random numbers
4: Least square fitting
5: Life game
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1.プログラミングの基本  エディタの使いかた,プログラムのコンパイル

2.1から10までの和   ループを用いた反復計算

3.IF文          条件分岐のやりかた

4.サブルーチン      サブルーチンの作成と応用

5.行列の掛け算      配列を用いた行列の演算

6.誤差と数値積分     計算機特有の誤差と数値積分の基礎

7.常微分方程式      質点の運動のシミュレーション

8.データ解析       逆行列の算出,関数フィッティング

9.乱数          乱数の取り扱い,ランダムウォーク

10.データ処理      主成分分析,重回帰分析

11.画像解析        惑星探査データを例にした画像の取扱い

授業の各回に課題を提示します.

授業終了後,時間外学習の内容をホームページ上に掲示します.
履修条件
Course Prerequisites
地球惑星数学及び演習 を履修していることが望ましい.

This course will be taught in Japanese.
関連する科目
Related Courses
地球惑星数学及び演習
地球惑星物理学概論
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
各回に課すレポート(合計24点),中間試験(36点)および期末試験(40点)の合計が60点以上で合格とする.
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
レポートと試験の合計点が60点以下は不可.欠席扱いはなし.
参考書
Reference Book
ホームページ上に授業の資料を掲載します.
教科書・テキスト
Textbook
ホームページ上に各回の内容をまとめてあります.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回,レポート課題を課す.
注意事項
Notice for Students
特になし.
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
不可
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
端末の数が限られているため
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業の内容はwebに掲載していますが,各自ノートをとることを強く勧めます.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で行える場合は対面で授業を行う.不可能な場合はzoomを利用して行う.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
手持ちのPCで授業を受けられるよう,コンパイラとグラフの描画をオンラインで実行できる環境を案内します.