学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
工学部
時間割コード
Registration Code
0816150
科目区分【日本語】
Course Category
専門基礎科目
科目区分【英語】
Course Category
Basic Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
高分子基礎化学
科目名 【英語】
Course Title
Fundamentals of Polymer Chemistry
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
上垣外 正己 ○ 野呂 篤史 井改 知幸
担当教員 【英語】
Instructor
KAMIGAITO Masami ○ NORO Atsushi IKAI Tomoyuki
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 2時限
Fall Wed 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻【日本語】
Department / Program
化学生命工学科
学科・専攻【英語】
Department / Program
Department of Chemistry and Biotechnology
必修・選択【日本語】
Required / Selected
選択
必修・選択【英語】
Required / Selected
Elective


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 高分子は、繊維、ゴム、プラスチックに加え、さまざまな先端材料として使われ、現代社会の材料工学と技術において必要不可欠な物質である。このような物質を理解し、新材料を開発するためにも必要な学問としての高分子化学は、有機化学、物理化学などを基盤にするとともに、材料科学、物質科学、生命科学などに関連しており、広く応用展開可能な学問である。本講義では、幅広い高分子化学の基礎を学ぶことで基礎力を身につけるとともに、工学の発展に寄与しうる多様な材料としての高分子の可能性を学ぶことで応用力、創造力を養うことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to learn basics of polymer chemistry. The course begins with basic concepts of polymer, proceeds next to polymerization and synthesis of various polymers, and moves then to characterization, structures, and properties of polymers.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
 本講義を修得することで、下記のことができるようになることを目標とする。
1.高分子の概念と特徴、産業と共に発展してきた高分子化学の歴史を学ぶことで、高分子の概要を理解する。
2.高分子を合成する方法として、連鎖重合、逐次重合、高分子反応の基礎を学び、次いで構造を制御するための新しい重合方法の展開を理解する。
3.高分子を特徴づける長い鎖が生み出す多様な形態、その集合体が形作る固体構造、結晶構造を理解する。
4.高分子の構造に起因する、高分子に特徴的な熱的性質、力学的性質、粘弾性などの物性を理解する。
5.以上より、高分子の合成、構造、物性の基礎を勉強することで、高分子化学全般に関する基礎力を身につける。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Upon taking this course, you aim to learn basics of polymer chemistry, such as what polymers are, how to make polymers, how to characterize polymer properties, how properties are affected by polymer structures. You will get basic knowledge on polymer chemistry first and then abilities to apply the basic knowledge to creating new polymer materials.
バックグラウンドとなる科目【日本語】
Prerequisite Subjects
化学基礎I, II, 有機化学1, 2, 3及び演習, 熱力学1及び演習
バックグラウンドとなる科目【英語】
Prerequisite Subjects
授業の内容【日本語】
Course Content
1. 高分子の概要
1.1 高分子とは 
1.2 高分子の学問・産業としての歴史
2. 高分子の分子形態
2.1 高分子の一次構造と二次構造
2.2高分子の分子量と分子量分布
3. 高分子の生成反応と高分子反応
3.1連鎖重合
3.2 逐次重合
3.3 高分子反応
4. 高分子の分子構造制御
4.1 リビング重合
4.2 高分子の一次構造制御
5. 高分子の高次構造
5.1 高分子鎖の形態
5.2 高分子の固体構造
5.3 高分子の結晶構造
6. 高分子の固体物性
6.1 高分子の熱的性質
6.2 高分子の力学的性質
6.3 高分子の粘弾性
授業の内容【英語】
Course Content
成績評価の方法と基準【日本語】
Course Evaluation Method and Criteria
達成目標に対しての修得度を講義出席者に対する課題、期末試験にて評価する。高分子の概要、高分子の合成反応、構造、物性の基礎について理解できていれば合格とし、より発展した内容を理解し、応用できればそれに応じて成績に反映させる。
成績評価の方法と基準【英語】
Course Evaluation Method and Criteria
履修条件・注意事項【日本語】
Course Prerequisites / Notes
履修条件は要しない。
履修条件・注意事項【英語】
Course Prerequisites / Notes
教科書【日本語】
Textbook
東信行、松本章一、西野孝 著「高分子科学 合成から物性まで」(講談社)
教科書【英語】
Textbook
参考書【日本語】
Reference Book
村橋俊介、小高忠男、蒲池幹治、則末尚志 編「高分子化学 第5版」(共立出版)
高分子学会 編「基礎高分子科学第2版」(東京化学同人)
松本章一、西野孝、東信行 著「演習で学ぶ 高分子科学 合成から物性まで」(講談社)
参考書【英語】
Reference Book
授業時間外学習の指示【日本語】
Self-directed Learning Outside Course Hours
講義の受講に先立ち、教科書の指定箇所を読んでおくこと。講義終了後は、教科書の章末問題などを自分で解くこと。また、講義中に課題を課すことがあるので、出席して対応すること。
授業時間外学習の指示【英語】
Self-directed Learning Outside Course Hours
使用言語【英語】
Language used
使用言語【日本語】
Language used
授業開講形態等【日本語】
Lecture format, etc.
授業は対面で行う。
授業開講形態等【英語】
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置【日本語】
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置【英語】
Additional measures for remote class (on-demand class)